ポテンツァはクレーター状のニキビ跡の改善に効果的?

監修医師

井畑 峰紀

医療法人優聖会最高顧問

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井畑 峰紀医師

ポテンツァ クレーター ニキビ跡

一度できてしまうと治療が難しく厄介なクレーター状のニキビ跡。自然治癒は難しく、肌のダメージが深いほど、治療の難易度も上がってしまいます。
クレーター治療を続けていても目に見える効果が得られなかったり、治療に長く時間がかかったりと、「このまま治らないのでは?」と諦めかけている方もいらっしゃると思います。

そんなクレーター状のニキビ跡でお悩みの方におすすめしたいのが、ポテンツァによるニキビ跡治療です。
ポテンツァは、肌の深層部までアプローチが可能な治療であり、他のニキビ跡治療でいまいち効果を感じられなかった方にも、是非お試しいただきたい施術です。

そこで本日は、クレーター状のニキビ跡治療に効果的なポテンツァについて、有効性やクレーター改善に必要な施術回数などを詳しく解説します。
効果的なクレーター治療をお探しの方、必見です!

ポテンツァでクレーター状のニキビ跡は改善する?

ポテンツァでクレーター状のニキビ跡は改善する?

ポテンツァは、肌本来の力「創傷治癒力」を高めて肌を修復する治療法であり、自然治癒は見込めないようなクレーター状のニキビ跡の改善にも効果的です。
ポテンツァには切り替え可能な複数のチップがあり、症状に合わせてチップの使い分けができるため、さまざまな肌トラブルに対応できます。シミやくすみ、毛穴の開き、小じわ、たるみ、ニキビ、ニキビ跡の改善など多くのお悩み解消に有効です。クレーター状のニキビ跡には、肌の深層まで有効薬剤の導入が可能な水光RF(ドラッグデリバリー)モードを使用します。

クレーター状のニキビ跡はお肌がどんな状態になっている?

クレーター状のニキビ跡は、毛穴や毛穴のまわりの皮膚が陥没した状態になります。肌に段差ができるため、メイクでは隠しにくく見た目にも目立つのが特徴的です。

ニキビが治った後に、もしニキビ跡ができても、軽度な場合は自然と消えて時間とともにキレイになります。ただし、ニキビの強い炎症状態が長引いてしまうと、クレーター状のニキビ跡が残ってしまうケースがあります。
悪化したニキビによる炎症が真皮層や皮下組織まで及ぶと、肌組織はダメージを受けます。ダメージが強く損傷範囲が大きい場合や、創傷治癒によるコラーゲンの生成が追いつかないような場合に、皮膚が修復されずに凹んでしまうのです。
真皮層の一部が損傷を受けているため、自然なターンオーバーによる治癒が難しくなり、時間が経っても陥没状態は改善されません。
クレーター状のニキビ跡は、形状や深さによっていくつかの種類に分類されていますが、いずれもダメージが深い層まで到達しているほどに、治療が難しくなります。

ポテンツァがクレーター状のニキビ跡にも効果的な理由

ポテンツァがクレーター状のニキビ跡にも効果的な理由

クレーター状のニキビ跡を改善するためには、凹みができる原因となっている肌の深層部分にアプローチできる施術が必要であり、それが可能なのがポテンツァです。
ポテンツァのマイクロニードルによる創傷治癒作用や、高周波RFの照射による肌の引き締めと再生作用、真皮層までダイレクトに薬剤の有効成分を届けるドラックデリバリーシステムの働きによって、クレーターの凹みを少しずつ改善していきます。

創傷治癒を促す

ポテンツァの治療では、マイクロニードル(極細針)で肌に多数の微小な穴をあけます。真皮に存在する線維芽細胞が刺激されて、傷ついた組織を修復する「創傷治癒力」が高まり、コラーゲンやエラスチンの増生が促されます。肌の再生能力が上がり、クレーター状のニキビ跡の凹みが修復されていきます。

高周波RFで肌再生  

針の先端からは高周波RF(ラジオ波)が照射されます。熱による刺激で真皮層の線維芽細胞が活性化されて、コラーゲンやエラスチンが増生されて、クレーターを修復していきます。
ラジオ波は針の先端から照射されるため、肌表面へのダメージが軽減されています。また、高周波RFの止血作用によって、マイクロニードルによる出血がすぐに止まるため、赤みがでにくく、ダウンタイムを抑えた治療が可能です。

薬剤をお肌に確実に届ける

針を抜くと同時に針穴に薬剤が導入されるドラッグデリバリーシステムによって、薬剤が均等にそして確実に真皮層まで浸透しますので、薬剤の効果を高めることが可能です。
導入する薬剤は、お悩みの症状に適したものを使用します。使用する薬剤の選択によっても、改善効果に差が生じます。
当院のクレーター治療では、ジュベルックやPRP、ACRSの導入ができます。いずれもクレーターの改善に効果的です。ジュベルックは、ポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた製剤であり、コラーゲンの生成を促します。PRPやACRSを使った肌再生医療は、線維芽細胞を活性化してコラーゲンやエラスチンの生成量を増やすため、ポテンツァでの治療効果を大幅に引き上げる働きが期待できます。

何回受けたらニキビ跡がキレイになる?

何回受けたらニキビ跡がキレイになる?

クレーター状のニキビ跡改善には、3回~5回以上の施術の継続が目安となります。クレーターの凹みが深いほど、またニキビ跡の範囲が広いほど、改善までの治療回数が多く必要となる傾向があります。施術間隔は1~2か月毎がおすすめです。

ポテンツァは、1回でも肌のツヤ・ハリアップの美肌効果を感じられる施術ですので、1回目の施術後に肌の滑らかさや凹凸の目立ちにくさを感じられる可能性はありますが、クレーター状のニキビ跡が改善し効果をはっきりと実感するには、定期的に施術回数を重ねる必要があると理解しておきましょう。

ポテンツァの効果はいつまで続く?

ポテンツァの施術後は、肌の新陳代謝が上がりコラーゲンやエラスチンの生成が活発な状態が続きます。1回の施術で、1~3か月程度効果が持続します。約3回の施術を継続した場合、1年程度の効果の持続が期待できます。ただし、持続期間は、患者様の肌の状態やお悩みの症状、使用する薬剤によって個人差があります。
当院で使用しているPRPやACRSを注入した場合は肌の再生力が高まるため、3回の治療後は3年以上と、さらに長期間にわたり肌細胞の活性効果が期待できます。

クレーターが元に戻る可能性はある?

ポテンツァの治療で改善したクレーター状のニキビ跡が、その後、自然に元に戻ったり、再発することは基本的にはありません。ただし、ニキビ跡ができやすい原因や肌質が改善されていない限り、新たなクレーターができてしまう可能性はあります。ニキビ跡治療と平行して、ニキビができにくい肌質に整えていくことが大切です。

ポテンツァには、ニキビ専用のアクネチップもあります。皮脂腺を破壊して皮脂分泌量を抑え、ニキビの改善と、ニキビのできにくい肌環境を目指す治療も可能です。

ポテンツァ

まとめ

クレーター状のニキビ跡治療に有効なポテンツァについてご紹介しました。

ポテンツァは、さまざまな肌のお悩みの解消に効果的な美肌治療です。
治りにくいとされている凹みを伴うクレーター状のニキビ跡の改善効果が期待できます。

ポテンツァは、少ない回数でも効果が現れやすい施術です。もちろん、クレーターの治療には時間がかかりますが、1回の施術でも肌の変化を感じやすいため、治療の成果が見える分、継続しやすい治療です。
導入薬剤については、患者様の症状やご希望に合ったものをご提案いたします!
他のクレーター治療では、あまり変化が得られなかった方にもおすすめですので、是非お試しくださいね!

プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。

クレーター状のニキビ跡でお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

よくあるご質問

ポテンツァはクレーター状のニキビ跡の改善に効果的?について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.ポテンツァはどのくらいの期間で効果が出ますか?

ポテンツァは、施術の数日後から肌のツヤやハリのアップなど、肌の変化を感じられます。

Q.ポテンツァはどのくらいの回数施術すれば効果が出ますか?

小ジワやたるみは1回以上、ニキビは1~3回、毛穴の開きや赤ら顔、ニキビ跡の改善には3回以上が目安となります。効果を実感しやすい施術回数は、お悩みの症状や肌質によって個人差があります。
クレーター状のニキビ跡の改善には、3~5回以上の施術が目安です。クレーターが深いほど必要な回数が多くなります。

Q.ポテンツァはどのような人に向いていますか?

ポテンツァは、美肌効果や若返り効果に優れた治療ですので、一つの施術でさまざまな美肌効果を期待したい方におすすめです。また、施術中の痛みが気になる方、ダウンタイムを短くしたい方にも、受けやすい施術です。

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

所属

平成15年
大阪医科大学 形成外科教室:入局
平成21年
大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
平成24年
医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
平成25年
某美容クリニック:院長就任
令和5年
プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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