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男性の割れあご(けつあご)の原因と治し方

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男性の割れあご(けつあご)の原因と治し方
「あごが割れているのが気になる..」
「そもそもけつあごは目立たなくできるの?」
など割れあご(けつあご)に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

けつあごは、骨格や筋肉、脂肪のつき方など複数の要因で生じるとされており、セルフケアではなかなか改善が難しいとされています。
この記事では、けつあごの原因や与える印象、そして美容医療による改善方法について解説します。
外科的手術を行わず、より自然な仕上がりを目指せる方法を中心にご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

割れあご(けつあご)とは?

あごの中央が割れたように見える「けつあご」は、男性に多く見られる特徴のひとつです。割れあごの特徴や原因、なぜ男性に目立ちやすいのかを解説していきます。

けつあごの特徴

割れあご(けつあご)とは、あごの中央部分に縦のくぼみや線が入った状態を指し、その名の通り、あごが二つに割れているように見えるのが特徴です。
人によっては、このくぼみがはっきりと深い線として現れたり、表情によって影として目立ったりする方もいます。
このくぼみの深さや形は人それぞれ異なり、個性となる一方で、コンプレックスの原因となってしまう方もいるでしょう。

男性に多い理由

割れあごが女性よりも男性に多く見られるのは、骨格の構造や筋肉の発達に男女差があるためと考えられます。
男性は女性に比べて皮下脂肪が薄く、筋肉がつきやすいため、あごの中央の筋肉や骨格の形がそのまま表面に出やすくなります。
特に「オトガイ筋(あごの先端の筋肉)」が発達すると、あごの中央部分が強く引っ張られ、くぼみや割れが目立ちやすくなる傾向があります。
日常的に硬いものを噛む習慣や、無意識の歯ぎしり・食いしばりによってあごの筋肉が過度に発達している男性も少なくありません。
このような筋肉のつき方が、割れあごをよりはっきりと目立たせる一因となっているケースも考えられます。
また、ヒゲの生え方や輪郭のシャープさによっても、けつあごがより強調される場合があるでしょう。
加齢とともに皮膚がたるむと、さらに陰影が深くなり、割れ目が濃く見えるケースもあります。
割れあご(けつあご)が気になって鏡を見る男性

割れあご(けつあご)になる原因

割れあごの原因は、生まれつきの骨格だけでなく、日々の表情の癖や筋肉の発達、加齢など、複数の要因が考えられます。
以下にて、詳しく解説していきます。

骨格の構造

割れあごの最も根本的な原因として考えられるのは、生まれつきの骨格の構造です。
あごの骨(下あご骨)は、成長する過程で左右の骨が中央で融合(下あご骨癒合)します。
骨格が原因の場合、融合部分が深く窪んでいる、あるいは完全に融合しきらずに隙間があると、割れあごとして現れます。
これは遺伝的な要素が強く、両親や親戚にも割れあごの方がいる場合は、この骨格が原因である可能性が考えられるでしょう。
生まれつきの骨格が割れあごの主要な原因である場合は、セルフケアでの改善は難しい傾向があります。

筋肉の発達

割れあごのラインを強調する要因として、あご周りの筋肉の発達も関係しているといわれています。
特に「オトガイ筋」と呼ばれる下唇の下にある筋肉が発達すると、中央部分にくぼみができ、割れたように見える場合があります。
この筋肉は、話す・食べる・笑うなど、日常的な表情の動きでも使われているため、人によっては過剰に働きやすい傾向があります。
また、無意識のうちに口元に力が入りやすい人も、オトガイ筋の収縮によって割れあごが強調されて見えるケースがあります。

脂肪のつき方・皮膚のたるみ

加齢や体質によって皮下脂肪が減少したり、皮膚がたるんだりするために、割れあごのラインが目立つ場合があります。
特に、もともと脂肪が少なめの体型の方は、あごの骨格や筋肉の形が浮き出やすく、割れ目が強調されやすい傾向にあります。
また、年齢を重ねて肌のハリが低下すると、オトガイ部分の皮膚が収縮した筋肉に引き寄せられ、ラインがくっきりと現れてしまうケースがあるでしょう。
このように、割れあごは骨格・筋肉・皮膚や脂肪といった複数の要素が重なって現れるものといえます。

割れあご(けつあご)が与える印象と悩み

割れあごは、顔全体のバランスや本人の捉え方によって変わりますが、以下のような印象をもたれることが多いようです。

ポジティブな印象ネガティブに感じる印象
・男らしい
・個性的
・海外の俳優に多い
・強面に見られる
・目立って気になる
・コンプレックスになる

割れあごは、実は海外では「Cleft Chin」と呼ばれ、俳優やモデルに多く、色気や個性の象徴とされます。
しかし、ポジティブな印象がある一方でコンプレックスに感じる方も多く、目立って気になるといった悩みの原因となる傾向があります。
ネガティブに感じると、容姿に対して自信が持てなくなり、対面でのコミュニケーションの妨げになることもあるでしょう。
割れあごが与える印象は受け手によって様々であり、コンプレックスと感じている場合は、美容医療などによる改善を検討するといいでしょう。
割れあごの改善には美容医療をおすすめしている女性医師

割れあご(けつあご)を改善を目指す美容医療

割れあご(けつあご)を目立たなくするためには、骨格を直接変える以外にも、美容医療を活用した選択肢があります。
ここでは、メスを使わずにできる美容医療を3つご紹介します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入による施術では、窪んだ部分にヒアルロン酸を注入してボリュームを補い、割れ目をできる限り目立ちにくくする効果が期待できます。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分で、柔らかさと弾力があるため、自然な仕上がりが期待できるのが特徴です。
施術時間も短く、ダウンタイムも少ない傾向があります。
また、注入量を微調整しながら施術できるため、「少しだけ変えたい」というニーズにも対応できる施術です。
持続期間の目安は約半年〜2年程度ですが、これは製剤の種類や体質、初回注入か追加注入かによっても異なります。
プライベートスキンクリニックの顎ヒアルロン酸注入

ボトックス注射

割れあごの原因があご周りの筋肉(オトガイ筋)の発達であれば、ボトックス注射による改善効果が期待できます。
ボトックスは筋肉の動きを一時的に抑制する作用があります。
割れあごに対するボトックス注射は、あごの先端にあるオトガイ筋の過剰な働きを和らげる施術です。
ボトックス単独でも効果が期待できますが、ヒアルロン酸と併用すると、よりご希望の仕上がりに近づけられる可能性があります。
効果の持続期間は、およそ3〜6ヶ月程度で、持続的な効果を望む場合は再施術が必要となります。

脂肪注入

脂肪注入では患者様の脂肪を割れあごの窪みに注入する施術です。
太ももやお腹などから採取した脂肪を、特殊な処理を施した後に、割れあごの窪んだ部分に注入します。
脂肪注入では、自身の体から採取した自家組織である脂肪を使用するため、アレルギー反応のリスクが低いこともメリットの1つです。
また、一度生着した脂肪は自身の組織として定着するため、半永久的な効果が期待でき再施術の可能性が少ない傾向があります。
脂肪注入については以下の記事でも詳しく解説しております。

美容医療を選ぶ際の注意点

美容医療で割れあごの改善を目指す場合、見た目だけでなく安全性や満足度の面でも注意すべき点があります。
ここでは、施術を受ける前に知っておきたいポイントを整理します。
美容医療による割れあご治療のポイントを解説する女性医師

施術を受ける際の注意点

安全な施術を受けるためには、ご自身の健康状態を正確に伝え、施術後の注意点を守ることが重要です。

①持病やアレルギーの申告

ボトックスやヒアルロン酸は広く用いられている治療法です。
ただし、特定の疾患をお持ちの方や、過去に製剤・麻酔でアレルギー反応を起こした経験がある方は、施術を受けられない場合があります。
現在服用している薬がある場合も、必ず事前に医師に相談しましょう。

②避妊の必要性

女性のパートナーがいる男性の場合、ボトックス施術後、一定期間は避妊が必要となります。
これは、ボトックス製剤が胎児に与える影響について、安全性が確立されていないためです。
必要な期間については、カウンセリング時に必ず医師に確認し、指示に従いましょう。

③施術後の行動制限

術後は、注入部位を強くマッサージしたり、過度な飲酒や激しい運動をしたりするのは控えるよう指示されることが一般的です。
施術後の生活面における注意点を事前に把握しておきましょう。

後悔しないためのクリニック選び

満足のいく仕上がりを得るためには、信頼できるクリニックと医師の選択が欠かせません。
価格や立地だけで判断せず、医師の経歴や症例写真、カウンセリングの対応などの確認が大切です。
また、けつあごのように目立ちやすい部位の治療は、「自然な変化」を意識した施術が求められます。
患者の希望を丁寧にくみ取り、オーダーメイドで調整できる技術力があるかどうかも重要なポイントです。
初回カウンセリングの印象や説明の丁寧さも判断材料にしながら、自分に合ったクリニックを見極めましょう。

まとめ

今回は割れあご(けつあご)の治し方について、原因や美容医療の施術について詳しく解説しました。
割れあごは、生まれつきの骨格や筋肉の発達、加齢など、さまざまな原因で生じ、悩みを抱えている男性は少なくありません。
しかし、その原因に合わせた適切な施術を選択し、メスを使わずに改善が期待できる可能性があります。
ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、脂肪注入など、それぞれの施術にはメリットとリスクがあり、どれが最適かは一人ひとりの状態によって異なります。
もし、割れあごのコンプレックスに悩んでいる場合、お気軽に当クリニックにご相談ください。
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よくあるご質問

Q.けつあごは遺伝によるものですか?

A.けつあごの原因には、生まれつきの骨格や筋肉のつき方といった遺伝的な要素が大きく関わっているといわれています。
特にあごの骨の形や筋肉の発達しやすさなどは、親から受け継ぐことが多い傾向があります。
そのほか、加齢による皮膚のたるみや脂肪の減少によっても割れあごが目立ちやすくなることがあるでしょう。

Q.効果はいつまで続きますか?

A.ヒアルロン酸は約半年〜2年、ボトックスは約3〜6ヶ月が目安です。
製剤の種類や体質で個人差があります。
効果を持続させたい場合は定期的な施術がおすすめです。
脂肪注入は、定着すれば半永久的な効果が期待できます。

Q.周囲にバレずに施術できますか?

A.ヒアルロン酸注入やボトックス注射は、ダウンタイムが比較的短く、施術直後でも大きな腫れや内出血が出にくい傾向があります。
施術による変化も自然な範囲にとどめることができるため、周囲に気づかれにくく、印象を整えやすい施術といえるでしょう。
ただし、体質によっては内出血などが目立つ場合もあります。

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TEL 06-6940-7101
FAX 06-6940-7102
受付時間 10:30〜19:00 (完全予約制)

この施術ページの監修医師

医療法人優聖会最高顧問井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

所属

平成15年
大阪医科大学 形成外科教室:入局
平成21年
大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
平成24年
医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
平成25年
某美容クリニック:院長就任
令和5年
プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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