
AGAとは
AGAとは、AndrogeneticAlopeciaの略で、日本語では男性型脱毛症といいます。AGAは成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことで、男性ホルモンの影響や遺伝などが主な原因です。AGAは生え際(M字部分)から後退したり、頭頂部から薄くなり始めたり、その両方であったりと様々な進行のパターンがあるのが特徴です。現在、日本ではAGAで悩んでいる男性が1200万人もいるといわれており、その数は年々増加しています。
AGA治療はこんな方におすすめ
- 薄毛を改善したい
- 抜け毛が増えてきた
- 髪の量を増やしたい
- 薄毛を予防したい
AGAの原因は?
AGAの一番の原因である男性ホルモン以外にも日常的な食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足、アルコール、タバコもAGAの原因となりえると言われています。
原因1
男性ホルモン
AGA(男性型脱毛症)の主な原因のひとつに男性ホルモンがあります。男性ホルモンの成分であるテストステロンは、本来髪を増やすものとして存在しますが5αリダクターゼという酵素が原因でDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンに変化します。
DHTは毛母細胞に攻撃をし、毛髪の成長を妨げるために、テストステロン本来の役割とは逆に抜け毛が増えてしまうということが起きてしまいます。
AGAは血中のジヒドロテストステロンの濃度が高ければ高いほど進行していくため、髪の毛の成長が完了する前に抜け落ちてしまいます。
結果、ヘアサイクル全体が乱れることで薄毛(AGA)の状態になるのです。
原因2
遺伝的な要因
AGAは遺伝の影響が強く、家族に薄毛の方がいる場合、発症リスクが高まります。特に父親や母方の祖父から遺伝しやすいと言われています。
原因3
ストレス
ストレスが原因で自律神経が乱れると、血流が悪化し、毛根への栄養供給が滞りやすくなります。これにより、髪の成長サイクルが乱れることで薄毛になることがあります。
原因4
生活習慣の乱れ
睡眠不足や不規則な食生活、過度の飲酒や喫煙は、血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こし、AGAのリスクを高める要因となります。
原因5
頭皮環境の悪化
頭皮の乾燥や過剰な皮脂分泌は、毛穴を詰まらせ、健康な髪の成長を妨げます。正しい頭皮ケアを行うことで、髪に良い環境を整えることが重要です。
プライベートスキンクリニックforMENのAGA治療
内服治療
AGAの内服治療は、主に「フィナステリド」や「ミノキシジル」といった内服薬を使用し、男性ホルモンの働きを抑制して薄毛の進行を防いだり、発毛を促進させることで薄毛を改善し、太く・強い髪を取り戻す治療です。
当クリニックでは、患者様の状態に合わせ、最適な濃度の治療薬を組み合わせた「オーダーメイドAGA治療」が人気です。
フィナステリド・デュタステリドとミノキシジルの比較表
ミノキシジル | フィナステリド・ デュタステリド | |
---|---|---|
効果 | 発毛促進 毛髪を太くする | 抜け毛の進行を抑える |
作用 | 血管を拡張し、毛根への血流を改善する | 抜け毛の原因となるDHTの生成を防ぐ |
効果が現れる までの期間 | 3~6カ月程度 | 3~6カ月程度 |
禁忌・注意事項 | 血圧・血管・心臓系の疾患がある方は 服用できない | 女性、特に妊産婦には禁忌 |
AGA治療薬の内服方法
1日1錠(毎日決まった時間に内服してください)
継続して内服することが大切です。最低でも半年は継続しての内服をおすすめしています。
AGAメソセラピー
AGAメソセラピーは、発毛や育毛を促す成長因子やサイトカイン、ミノキシジルといった成分を頭皮に直接注入する治療法です。有効成分が毛根に直接届くため、より高い発毛効果が期待できます。
AGAが進行している方や早く薄毛の改善効果を出したい方は、内服治療と組み合わせることで、さらに高い発毛・育毛効果を実感できます。
AGA治療の施術例

安形医師による解説
施術概要・料金・副作用・リスク等
リスク・合併症
AGA内服薬(共通) | 初期脱毛 | 内服開始後、1~2カ月程度で抜け毛が一時的に増える可能性があります。 |
---|---|---|
多毛症 | 髪の毛以外の体毛も増えるリスクがあります。 | |
AGA内服薬 (フィナステリド・ デュタステリド) | 勃起不全 | 勃起機能が一時的に低下する可能性があります。 |
リビドー減退 | 男性ホルモンに作用するため、リビドーが減退する可能性があります。 | |
AGA内服薬 (ミノキシジル) | ほてり・めまい | 血管拡張作用により、ほてりやめまいが起こる可能性があります。 |
低血圧 | 血管拡張作用により、一時的に低血圧が起こる可能性があります。 | |
AGAメソセラピー | かさぶた・かゆみ | 一時的に注射部位にかさぶた・かゆみが生じることがありますが、 1~3日程度で治まっていきます。 |
赤み・腫れ | 一時的に注射部位に赤み・腫れを生じることがありますが、 1~3日程度で治まっていきます。 |
AGA(男性型脱毛症)治療の流れ
施術の流れ1
カウンセリング
施術の流れ2
採血(内服治療の場合)
当クリニックでは、肝臓の数値などに変化が出ないかを定期的にフォローするために、内服治療を受けられる方には血液検査をお願いしています。
その後、受付にて薬を処方します。
施術の流れ3
施術(AGAメソセラピーの場合)

当クリニックで使用しているMPガンという最新のメソガンは、痛みが非常に少ないことが特徴ですが、心配な方は麻酔を使用することも可能です。詳しくはカウンセリング時に医師にご相談ください。
AGA(男性型脱毛症)治療の料金表
よくあるご質問
AGA治療は月いくらかかりますか?
当院では、複数の薬剤を組み合わせたオーダーメイド内服治療で月に13,200~16,500円、単剤治療であれば5,500円~AGAの治療が可能です。
AGA治療を止めたらどうなりますか?
AGAは進行性のため、治療を止めると加齢に伴って再度進行をしていきます。そのため、治療を止めた場合、薄毛の症状が再度進行する可能性が高いと考えられます。
AGA治療のデメリットは?
AGA治療は、抜け毛を減らし、発毛の量を増やすという治療です。いわば対症療法のため、AGA治療を行い、希望の毛髪量に達したとしても、薬の量を減らすなどの対応により、治療を続ける必要がある点がデメリットの一つです。
AGAは自力で治せますか?
AGAは自力で治すことや市販の育毛剤で治すことはできません。AGAの一番の原因は男性ホルモンによって起こるためです。しかし、AGA治療を行っているクリニックで改善することは可能です。
初期脱毛とはなんですか?
AGA治療薬を服用すると、乱れていたヘアサイクルが正常に戻ろうとします。 その結果、休止期に入り成長が止まってしまっている毛髪が抜け、成長期に移行するため、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがあります。 初期脱毛が起こった場合でも、通常は1〜2カ月程度で抜け毛の一時的な増加はおさまります。
この施術ページの監修医師
優聖会院長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医