男性の肌荒れを治すには?
こんにちは!プライベートスキンクリニックです!
今回は、男性の肌荒れについてのご紹介です。
「肌荒れが治らない!」というお悩みの男性の方も多いと思います。
実際、当クリニックにも肌を綺麗にしたいという男性が多くご来院いただいています。
「男性の肌は強いから、スキンケアは必要ないのでは?」
そんなイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
確かに、女性に比べると男性の方が皮膚の厚みがあるため、肌が強いと思われるかもしれませんが、肌の水分量は女性よりも少なく、逆に皮脂の量は女性よりも多いのです。
まとめると、男性の肌の特徴としては、「厚みはあるが」、「乾燥しやすく」、「べたつきやすい」という特徴があります。
そこで本日は、男性の肌荒れの原因と治す方法について解説します。
「なかなか肌荒れが治らない・・」「肌を綺麗にしたい!」という男性の方、必見です!
もくじ
男性の肌トラブルの種類
当クリニックへのご相談が多い男性の肌トラブルをご紹介します。
- 乾燥、カサカサ
- 赤み
- 湿疹、ブツブツ
- 毛穴の詰まり、開き
- ニキビ、吹き出物
- ニキビ跡、クレーター
もちろん、これらの肌が汚く見えてしまう肌トラブルは女性でも起こりますが、肌質やホルモンの違い、生活習慣やスキンケア習慣の違いなどの様々な男性特有の原因もあります。
まずは男性の肌荒れの原因から見ていきましょう。
男性の肌荒れの原因とは?
男性の肌荒れの原因は、シェービングによる肌のダメージや日常的なスキンケア不足、ホルモンバランスの影響、心理的なストレス、偏った食生活、睡眠不足などがあげられます。
男性の肌は、皮脂量が多く水分量が少ないため、乾燥やニキビ、吹き出物等の肌トラブル・肌荒れを起こしやすい傾向があります。
シェービングによる肌へのダメージ
髭を剃る際に、肌表面にダメージを与えている可能性があります。
いわゆるカミソリ負けです。
- シェービング剤を使用していない
- 髭剃り後の保湿をしていない
- 古いカミソリ、電気シェーバーを使っている
- 敏感肌である
カミソリやシェーバーは長期間使用していると切れ味が落ちていきます。
剃りにくくなると、肌に何度も擦りつけてしまい、肌に負担がかかります。
髭剃りによる肌荒れが慢性化している場合、医療脱毛による髭の永久脱毛を検討されても良いでしょう。
日常的なスキンケア不足
メンズ化粧品を愛用している方が増えている一方、特に肌のケアはしないという方もまだまだいますよね。
肌のケアをしないと、肌荒れが生じる可能性が高くなります。
洗顔やシェービング後の保湿ケアや日々の紫外線ケアが不十分であると、少しずつ肌へのダメージが蓄積されて、肌荒れを招きます。
男性ホルモン(テストステロン)のバランス
男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌量が多いと、筋力や体力などが増加する半面、皮脂の分泌量も増加するため、毛穴トラブルやニキビなどの肌荒れが生じやすくなります。
男性の場合、テストステロンは思春期の10代から分泌量が増え、最も多く分泌されるのは20代です。
30代に入ると減少していくため、その頃を境にニキビや吹き出物が落ち着く方も増えます。
「ベタつくのに乾燥する」といういわゆる脂性肌から、「肌全体がかさつきやすい」乾燥肌に肌のタイプが変わる方もいます。
肌の乾燥
肌が乾燥すると、ツヤが無くなったり、洗顔後のツッパリ感を強く感じるようになります。
乾燥した状態を放っておくと、肌のバリア機能が低下するため、外からの刺激に弱くなり、かゆみや湿疹、肌荒れなどの肌トラブルが起きやすい状態となります。
心理的ストレス
さまざまな心理的なストレスも、肌荒れの原因となります。
ストレスを受けると、交感神経が優位になるため、交感神経と副交感神経のバランスに変化が生じて自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れると、血行不良やホルモンバランスの乱れで肌の新陳代謝が低下し、肌荒れやニキビが増えやすくなります。
また、活性酸素が発生して細胞が傷つき、免疫機能の低下や肌のターンオーバーの乱れを引き起こして、肌荒れしやすくなるのです。
マスクによるダメージ
マスクによって肌荒れが生じるケースもあります。
マスクの長時間使用は、肌に物理的な刺激を与えるだけではなく、マスク内の湿度上昇によって、肌の乾燥を招きバリア機能の低下につながります。
睡眠不足
慢性的な睡眠不足は肌荒れの原因となります。
睡眠中は肌のターンオーバーを整えるために必要な成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンの分泌量が不足すると、ターンオーバー周期が乱れて、肌荒れを起こしやすくなります。
- 睡眠時間が足りていない
- 寝つきが悪い
- いびきやブルーライトの影響で睡眠の質が悪い
このように、時間だけでなく睡眠の質も影響します。
また、夜勤の方が肌荒れをしやすいという話を聞きますが、必ずしも昼夜逆転が肌に悪いわけではありません。
睡眠の質と時間が保たれていれば問題ないはずです。
食事や油による影響
糖質や脂質の多い食べ物、刺激物、酸化した油の摂取などは、肌荒れの原因となります。
男の肌荒れに悪い食べ物
高脂肪・高糖質食品
ジャンクフードやスナック菓子などは皮脂の過剰分泌を促し、ニキビや肌荒れの原因となります。また、酸化した油は、皮脂の酸化を促し、肌荒れの原因となります。
アルコール
アルコールは体内の水分を奪い、肌の乾燥や肌荒れを引き起こしやすくなります。
加工食品
保存料や添加物が多く含まれる加工食品は、体に負担をかけ、肌の状態を悪化させる可能性があります。
刺激物(辛い食品)
唐辛子やスパイスの強い食べ物は、血行を促進しますが、過剰に摂取すると皮脂の分泌が増え、ニキビや肌荒れを引き起こしやすくなります。
筋トレによる肌荒れ
筋トレによって肌荒れすることがあるってご存じですか?
- 筋トレをすると男性ホルモン「テストステロン」が増えて皮脂量が増える
- プロテインを過剰に摂取すると胃の調子や腸内バランスが悪くなる
- 筋トレによる疲労でビタミンやミネラルを消費している
- 汗をかいたあとに保湿をしていない
このような理由により、肌荒れにつながるケースがあるのです。
運動は代謝を高めるため、本来肌によい活動です。
しっかり栄養補給し、ムリの無い筋トレや有酸素運動を行うのであれば、基礎代謝とターンオーバーの促進、成長ホルモンの分泌により、肌を整える効果が得られると考えられています。
紫外線のダメージ
強い日差しによる日焼けや肌トラブルは、誰しも経験があると思います。
でも、屋外に長時間いるとわかっている時しか日焼け止めクリームを使用しないという方は、日々の日焼けによって肌荒れが生じている可能性があります。
布団や枕の汚れ
肌荒れの原因がわからない…という方の中には、毎日使用する枕やお布団などの寝具の汚れが肌荒れを引き起こしているケースもあります。
キレイに見える寝具でも、就寝中に体からでている汗や皮脂は付着しています。
よく、一晩でコップ1杯ほどの寝汗をかくと言いますよね。
もちろんインナーやパジャマが吸水してくれているとはいえ、お顔まわりの寝具には特に汚れが付着していると考えられます。
寝具の取り替え頻度が低い方の場合、雑菌やダニの影響で肌が荒れている可能性があります。
タオルの状態
洗顔後にお顔を拭くフェイスタオルの状態が原因で、肌荒れが起きている可能性もあります。
- 雑菌が繁殖しており衛生的でない
- タオルの繊維がゴワゴワしている
- 柔軟剤が肌に合っていない
このような理由で、タオルを使うたびに肌に負担がかかっているケースもあります。
男の肌荒れを治す方法とスキンケア
女性に比べて肌の状態を気にしない男性は多いのかもしれません。
でも、スキンケアは別段しないという男性が圧倒的だったのは少し前までの話です!
今は若い世代の方を中心に、スキンケアはもちろん、日焼け対策やメンズメイクを取り入れている方も増えています。
肌荒れは日々のケアの積み重ねで軽減されるケースが多いので、まずはできる対策から試してみましょう!
スキンケア
洗顔後、シェービング後、乾燥を感じたときに、保湿ケアを行いましょう。
保湿剤は、ご自身の肌質に合ったものを選びます。
脂性肌なのか乾燥肌なのかによって、適したアイテムが変わります。
また、化粧水や乳液、美容液、クリームなど、メンズスキンケア用としても多数商品がありますが、必ずしも全てが必要なわけではありません。
高保湿すぎると逆にニキビや吹き出物がでやすくなるケースもありますので、「水分+油分」の組み合わせでご自身の肌に丁度良いものを選ぶのがコツです。
当クリニック公式オンラインショップでは、医師が厳選したアイテムを、肌のお悩み別にお選びいただけます。
紫外線対策
日常的に日焼け対策を行いましょう。
日焼け止めクリームは、汗や摩擦で落ちますので、可能な方は、数時間後に塗り直すとより効果的です。
食事・サプリメント
タンパク質、ビタミン、ミネラルを意識した、バランスのよい食生活が基本です。
男の肌荒れ改善に効果的な食べ物
男性の肌荒れを改善し、綺麗な肌を保つのに効果的な栄養素と、多く含まれる食品を紹介します。
- ビタミンA(肌のターンオーバーを促進し、健康な肌を保つ効果)
- ビタミンC(コラーゲンの生成を助け、肌の修復や美白に役立つ)
- ビタミンE(抗酸化作用があり、肌を紫外線やストレスから守る)
- オメガ3脂肪酸(炎症を抑え、肌の乾燥や赤みを軽減する)
- ビタミンB群(皮脂の分泌量を適正に保ち、肌荒れを防ぐ)
- 亜鉛(肌の修復や免疫力の向上に効果的)
レバー、卵黄、にんじん、かぼちゃ
オレンジ、キウイ、ブロッコリー、パプリカ
アーモンド、ヘーゼルナッツ、アボカド、サーモン
サーモン、イワシ、くるみ
豚肉、卵、全粒穀物
牡蠣、かぼちゃの種、レンズ豆
日々忙しく、食生活の改善が難しい男性の方は、上記の成分が含まれるサプリメントを取り入れると良いでしょう。
タオルや寝具を清潔に保つ
タオルや寝具の取り替えタイミングを見直して、清潔に保ちましょう。
また、肌への摩擦が少ないものを選び、柔軟剤の残留に注意するのも大切です。
生活習慣の見直し
食生活の見直し、睡眠時間の確保、ストレスの軽減など、肌の健康を保つためには生活習慣の改善が必要です。
できる対策から始めてみましょう。
皮膚科や美容皮膚科の受診
肌荒れがなかなか解消しない場合は、皮膚科で診てもらいましょう。
症状の緩和のため、内服薬や外用薬が処方されます。
美容皮膚科では、症状の緩和だけではなく、ニキビをできにくくしたり、肌荒れしにくい肌質に変える施術も受けられます。
「肌荒れを治す」だけでなく、「綺麗な肌を維持したい」という男性は、メンズ美容クリニックへの受診も検討してみましょう。
男の肌荒れを美容医療で治す
男性の肌荒れ治療は、どんな肌トラブルを抱えているかで治療法が変わります。
美容医療では、肌質改善や毛穴詰まり、ニキビ、ニキビ跡など、さまざまなお悩みを解消できます。
ダーマペン4
ダーマペン4は、極細針にて皮膚に微細な穴をあけ、肌に有効成分を導入する治療法です。
穴を修復する際に、コラーゲンやエラスチンが増生されることで肌の再生を促します。
さまざまな肌のお悩みを解消できます。
ポテンツァ
ポテンツァは、微細な針を使って皮膚に穴をあけて、高周波RFの照射と美容成分の導入を同時に行う治療法です。
ダーマペンとの大きな違いは、高周波RFによる刺激を肌に与えることができる点で、「ダーマペンの進化版」とも言われている治療法です。
さまざまな肌のお悩みに対応でき、気になる肌のお悩みを解消します。
ポテンツァ(POTENZA)|大阪プライベートスキンクリニック
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、医療用のピーリング剤を使って古い角質を取り除き、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促進することで、肌の再生・新生を促します。
毛穴詰まりやくすみの改善、ニキビの改善や美しい肌のメンテナンスに効果的な治療です
まとめ
男性の肌荒れの原因と対策についてご紹介しました。
肌荒れは男女共通の原因の他に、皮脂分泌量が多く水分量が少ない男性特有の理由もあります。
べたついているからと言っても、しっかりと乾燥対策が必要なのです。
まずは、日々の保湿、紫外線対策などのスキンケアを取り入れてみましょう。
肌荒れがなかなか治らない方は、美容医療の力もぜひ活用してくださいね!
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりにぴったり合った施術プランをご提案いたします。
肌荒れでお悩みの男性の方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
男性の肌荒れを治すには?について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.男性の肌トラブルの原因は何ですか?
男性の肌トラブル・肌荒れの原因は、ケア不足や髭剃りによるダメージ、ホルモンバランスの影響、紫外線の刺激、生活習慣の乱れ、マスクの使用などが考えられます。
ダーマペン4は、毛穴の開きやニキビ・ニキビ跡の肌荒れにも効果的です。またポテンツァは、ダーマペン4の進化版とも言われており、毛穴やニキビ・ニキビ跡の改善に加え、タイトニング効果やお肌の赤みを抑える、ハリ感アップなどの効果もある人気の施術です。
Q. 肌荒れ男子の特徴は?
男性の肌の皮脂量は女性の2~3倍、水分量は半分以下です。
本来、とても乾燥しやすいのに、皮脂が多いために気づきにくく、皮脂過多や乾燥による肌荒れが起きやすいのが特徴的です。
Q.ストレスによる肌荒れの解消法はありますか?
有酸素運動を取り入れてみましょう。軽い運動であっても、セロトニンやエンドルフィンなどのストレスを軽減させるホルモンが分泌されることがわかっています。
Q.男性のマスク荒れはどうしたら治りますか?
こまめな保湿が大切です。かさつきが気になる方は保湿力の高いものを選びましょう。また、マスクの形によっても肌への負担が変わりますので、肌への摩擦を軽減できる立体的な形のマスクを選びましょう。
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