若いのに男性のおでこにシワができる理由・改善法
20〜30代の若い男性でも、おでこのシワに悩む方は少なくありません。
「どうしてシワができるの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
おでこのシワは、セルフケアでは改善が難しく、放っておくと深くなるのでは…と不安に感じることもありますよね。
そこで今回は、若い世代に見られるおでこのシワの原因や対処法、さらに効果が期待できる美容医療の施術についてご紹介します。
もくじ
男性必見!若いのにおでこにシワはできる?
男性も若いうちからおでこのシワが目立つと「もしかして自分だけ?」と不安に感じますよね。
2021年に実施されたポーラオルビスの調査では、額のシワを気にしている男性は女性よりも多いということが明らかとなりました。
大きな理由としては、男性は前髪を上げるヘアスタイルが多いことが考えられています。
実際、おでこのシワに悩む男性は多いものの、原因や対策が分からないケースも少なくありません。
そこで今回は、若いうちからおでこにシワができる原因に加えて、セルフケアの方法やおすすめの美容医療についても詳しくご紹介します。
若いのにおでこにシワができる原因は?
若いうちからおでこにシワができる原因として主に次の3つが挙げられます。
・表情のクセ
・紫外線によるダメージ
・肌の乾燥
おでこにシワができる原因は、複数の要素が重なっていることもあります。
それぞれ思い当たる点がないか確認してみましょう。
表情のクセ
若い男性でも、おでこにシワができる原因として「表情のクセ」が考えられます。
眉を上げるクセや眉間にシワを寄せるような表情を繰り返すことで、おでこの筋肉が収縮し、皮膚に折り目がつきやすくなります。
特に仕事や勉強に集中しているとき、考えごとをしているときなど、無意識に同じ表情を続けるとシワになる可能性が高いです。
表情のクセは自分では意識しにくいため、いつの間にかシワが目立っているケースも少なくありません。
紫外線のよるダメージ
おでこにできるシワは、紫外線によるダメージも大きな原因のひとつです。
紫外線は年中降り注いでおり、肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチンを破壊します。
特におでこは顔の中でも高い位置にあるため、紫外線の影響を受けやすい部位です。
前髪を上げたり、おでこを出したりしている男性は、より意識的に紫外線対策を行う必要があります。
外仕事の方はもちろん、窓を通しても入り込むため、普段から意識するようにしましょう。
肌の乾燥
肌の水分が足りなくなると柔軟性が失われ、小じわが目立ちやすくなります。
乾燥した肌は外からの刺激にも敏感になるため、深いシワにつながる可能性も高いです。
特におでこは面積が広いので乾燥の影響を受けやすく、シワが目立ちやすい傾向があります。
男性はスキンケアを習慣にしていない方も多く、若いうちから肌のダメージが目立つ方もいます。
いつまでも若々しい肌を保つには、自分の肌に合ったスキンケアを選ぶことや、美容医療の施術を活用するのも効果的です。
おでこのシワを改善する方法は?
おでこのシワが小ジワや浅い状態であれば、セルフケアで改善が期待できることもあります。
ここでは自宅で簡単にできるマッサージなど、以下の改善方法をご紹介します。
・おでこをマッサージする
・目元の筋肉を鍛える
・保湿を中心としたスキンケア
・十分な睡眠をとる
無理のない範囲で取り入れてみましょう。
おでこをマッサージする
おでこの血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことでシワの改善が期待できます。
マッサージを行う際は、指の腹を使って優しく円を描くようになでたり、おでこの中央から外側に向かって軽く押し流したりするのが効果的です。
具体的なマッサージ方法は、以下を参考にしてください。
目元の筋肉を鍛える
おでこのシワは、目元の筋力低下と関係していることもあります。
まぶたを意識的に開け閉めする運動や、眼球を上下左右に動かすエクササイズを取り入れることで、目のまわりの筋肉が鍛えられ、おでこへの負担を減らせるでしょう。
簡単に挑戦できる以下のトレーニングがおすすめです。
まぶたの開閉トレーニング
1.手のひら全体で額を軽く押さえる
前頭筋が動かないよう、手のひら全体でおでこをしっかり固定します。
2.額を動かさず、上まぶたを引き上げて目を開ける
おでこに力を入れず、上まぶただけを使って目を開け閉めします。
この動きを10回ほど繰り返しましょう。
保湿を中心としたスキンケア
乾燥はおでこのシワを悪化させる原因になるため、毎日の保湿ケアをしっかり行いましょう。
洗顔後はすぐに化粧水やクリームを使い、水分を閉じ込めることが大切です。
特にヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分は肌に馴染みやすく、スキンケアに慣れていない男性でも取り入れやすいでしょう。
また、肌荒れしやすい方や敏感肌の方は、アルコールや防腐剤が入っていない、刺激の少ないものを選ぶのがおすすめです。
肌表面がベタついても内側は乾燥しているケースも多いため、自分の肌状態に合わせて保湿ケアを取り入れてください。
十分な睡眠を確保する
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌の修復や再生が行われています。
質の良い睡眠を1日7〜8時間ほど確保するとターンオーバーが整い、シワの改善にもつながるでしょう。
肌の弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチンも分泌され、ハリのある若々しい肌を目指せます。
一方で、睡眠不足が続くとシワが深くなるだけでなく、ニキビや肌荒れといったトラブルの原因にもなりかねません。
健康的な肌を保つためにも、日頃から適切な睡眠時間を意識することが大切です。
おでこのシワを予防する方法は?
おでこのシワの改善方法をご紹介しましたが、できるなら事前に防ぎたいものですよね。
今回は、日常で意識したい予防法を4つにまとめてご紹介します。
スマホの見すぎに注意
おでこのシワを予防するには、スマホの見すぎに注意が必要です。
画面を見下ろす姿勢が続くと無意識に眉を上げてしまい、それが横ジワの原因になることもあります。
また、小さな文字を見ようとして眉間にシワを寄せるクセもつきやすくなります。
スマホはできるだけ目線の高さで操作し、長時間の使用はこまめに休憩を挟むようにしましょう。
目へのダメージが気になる方は、ブルーライトカットの眼鏡もおすすめです。
表情のクセを意識する
無意識にしている表情のクセは、おでこのシワを引き起こす大きな原因のひとつです。
自分では気づきにくいため、意識的にリラックスした表情を心がけたり、周りの人に指摘してもらったりするとよいでしょう。
また、シワの位置を確認しながら鏡で表情をチェックするのも効果的です。
どの表情でシワが出るのかを把握しておくと、集中しているときも意識しやすくなります。
さらに、休憩中に軽くマッサージをするだけでも、シワ対策として効果が期待できます。
紫外線対策を強化する
おでこは顔の中でも、特に紫外線を受けやすい部位のひとつです。
紫外線は深いシワの原因にもなるため、日頃からしっかりと対策をしておきましょう。
日焼け止めは普段使いならSPF30以上、外出時間が長い日はSPF50以上のものを選ぶと安心です。
さらに、帽子や日傘を取り入れると紫外線をより効果的に防ぐことができます。
肌のダメージを軽減するためにも、毎日の習慣として紫外線対策を行いましょう。
生活習慣を整える
おでこのシワ予防には、規則正しい生活習慣が欠かせません。
バランスのよい食事や十分な睡眠に加え、適度な運動でストレスを発散することも効果的です。
特に食事では、コラーゲンやビタミンC、タンパク質が多く含まれる食材を選びましょう。
また、野菜やサラダを先に食べると血糖値の上昇を防ぎ、肌の老化を緩やかにする効果も期待できます。
仕事やプライベートで忙しい男性こそ、日々の過ごし方を見直すことが大切です。
男性のおでこのシワには美容医療がおすすめ
おでこのシワを改善したい方には、美容医療の施術がおすすめです。
なかでも今回は、効果が期待できる「ボトックス注射」と「ヒアルロン酸注射」についてご紹介します。
ボトックス注射
ボトックス注射は、眉をひそめたり笑ったりしたときにできる表情ジワの予防に効果的です。
筋肉の動きを抑える作用があるため、前頭筋を緩めておでこにシワが寄るのを防ぎます。
表情のクセは自力で改善するのが難しいため、シワが深くなる前にボトックス注射を取り入れるのもひとつの方法です。
ボトックス注射のメリット
ボトックス注射は施術時間が5分程度と短く、仕事や予定の合間にも気軽に受けられる施術です。
ダウンタイムもほとんどなく、施術後の腫れや針跡も数日で自然に落ち着きます。
施術から2日〜1週間ほどで変化を実感でき、効果は最大で6ヶ月ほど持続します。
シワを手軽に改善したい方や大切なイベントを控えている方にもおすすめです。
ボトックス注射のデメリット
ボトックス注射の効果は3〜6ヶ月程度なため、維持するには定期的な施術が必要です。
また、ボトックスは筋肉の動きを抑えるので、注入量によっては表情が硬く見えることもあります。
そのため、医師とのカウンセリングで注入部位や量のバランスを見極めることが大切です。
副作用は少ないとされていますが、内出血や腫れ、頭痛などが一時的に起こる可能性もあります。
ヒアルロン注射
ヒアルロン注射は皮膚の凹みをふっくらと持ち上げ、おでこのシワを目立たなくする効果があります。
ヒアルロン酸は体内に存在するムコ多糖類の一種で、優れた保水力をもつ成分です。
ボトックス注射は表情ジワの予防に効果的なのに対し、ヒアルロン酸は無表情のときに定着しているシワの改善に役立ちます。
ヒアルロン注射のメリット
ヒアルロン酸注射は肌に潤いとボリュームを与え、ハリや弾力のある印象へと導きます。
施術直後から効果を実感できるため、即効性を求める方におすすめの施術です。
持続期間は1年半〜2年と比較的長く、継続的な仕上がりも期待できます。
また、注入したヒアルロン酸は溶かせるため、必要に応じて修正も可能です。
ヒアルロン注射のデメリット
ヒアルロン酸は体内に徐々に吸収されていくため、効果を保つには定期的な注入が必要です。
また、注入量や医師の技術によっては、仕上がりがボコボコと不自然に見えてしまうこともあります。
まれに血管内に誤って注入されると、血流障害や皮膚の壊死など重大なリスクが生じる可能性もあるため、クリニックや医師選びは慎重に行うことが大切です。
おでこのシワを改善するならPSCforMENへ!
今回は、男性に向けて「若いのにおでこにシワができる原因」とその改善方法、さらに効果的な美容医療の施術をご紹介しました。
若いのにおでこのシワができる原因はさまざまで、セルフケアでは難しいケースもあります。
そんな方は、ボトックスやヒアルロン酸注射など美容医療の力を借りるのもひとつの方法です。
当クリニックでは、形成外科出身の経験豊富な医師が、患者様一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案しています。
美容クリニックが初めての男性も、どうぞお気軽にご相談ください。
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男性のおでこのシワについてよくある質問
Q.おでこのシワをなくす美容医療の施術は痛いですか?
A.おでこのシワに効果的なボトックス注射やヒアルロン酸注射は痛みが少ない施術です。
痛みに不安のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
Q.おでこのシワは何歳から現れますか?
A. おでこのシワは、一般的に30代後半から目立つようになることが多いです。
ただし、表情のクセなどが原因で、20代〜30代でも気にされる方は少なくありません。
参考文献
(株) ポーラ・オルビスホールディングス:男性のシワへの意識が明らかに
https://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20211216_02.pdf
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TEL 06-6940-7101
FAX 06-6940-7102
受付時間 10:30〜19:00 (完全予約制)
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑 峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医