男性の腋毛は気持ち悪い?脱毛した方がいい?
「男でも腋毛脱毛はしたほうがいいのかな?」
「脇の臭い対策に脱毛は効果あるの?」
「腋毛が多いから何とかしたい」
など腋毛(以下、脇毛と記載)の脱毛について気になっている男性は多いのではないでしょうか?
近年は男性も脱毛をする方が多くなっています。
髭やすね、腕、胸などの毛を脱毛する際に、脇毛を脱毛するかどうか悩む方もいます。
脇毛の医療脱毛は見た目はもちろん、臭いの改善効果も期待できるのが魅力です。
本記事では脇毛に対する世間の本音から、自己処理、医療脱毛、ミラドライまで徹底解説します。
脇毛の脱毛や臭いの悩みがある方は、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
男の脇毛は脱毛するべき?
脇毛について「気持ち悪い」「不潔に見える」と感じる人もいれば、「自然体で男らしい」と考える人もいます。
ここでは医師の目線で脇毛を脱毛すべきかについて解説していきます。
衛生的、美意識的な観点どちらで見るかによって脱毛すべきか変わってくるため、あくまでも参考としてご覧ください。
脇毛の脱毛がおすすめな人
脇毛の脱毛について、絶対にしたほうが良いというわけではなく、脇毛や脇の臭いの悩みを解決できる一つの手段としてお考え下さい。
脇毛の脱毛は見た目だけでなく、様々なトラブルや悩みを解決できる可能性があります。
以下のようなお悩みを持つ方は脇毛の脱毛がおすすめです。
・濃く太い毛にお悩みの方
・自己処理で肌トラブルを起こしやすい方
・身だしなみや清潔感を重視する方
・ニオイやかゆみなどの悩みを抱えている方、
最近では、老後の介助の時を考えて脱毛を検討する方もいます(いわゆる介護脱毛)。
脇毛を脱毛するとかっこいい?気持ち悪い?
脇毛の脱毛を検討する方の中には、脱毛してしまうと気持ち悪いと思われるとお悩みの方もいます。
近年では、男性でも脇毛を医療脱毛する方も少なくありません。
見た目だけの問題ではなく、自己処理時の肌トラブルの回避や臭いの悩みなどを改善できる可能性があるからです。
また、脇毛を全部脱毛することに抵抗がある方は、医療脱毛によって毛量を少なくすることもできます。
患者様の希望に沿った仕上がりも可能になるため、脇毛にお悩みであれば脱毛の検討をしてみるのはおすすめです。
手軽にできる脇毛の自己処理について
脇毛が気になるとき、まず思いつくのが「自己処理」でしょう。
カミソリや電気シェーバー、除毛クリームなどを使えば、自宅でもすぐに脇毛を整えられます。
手軽さが魅力ですが、一方でリスクも伴うため、メリットとデメリットを理解したうえで取り入れるのが大切です。
以下にて、詳しく解説していきます。
自己処理のメリットとデメリット
脇毛の自己処理は、手軽さもありますが知っておくべきリスクもあります。
以下の表にて、脇毛の自己処理のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
メリット | デメリット |
①手軽である 費用が安く、自宅でいつでも好きな時に処理できる | ①肌トラブルを引き起こしやすい ・カミソリ負け ・埋没毛(毛が皮膚の下に埋まってしまう) ・色素沈着 |
②即効性がある 処理後すぐに見た目がスッキリする | ②手間がかかる 剃った毛はすぐに生えてくるため、頻繁な処理が必要 |
③費用が安い 必要な道具はカミソリやシェーバー程度なので、費用を抑えられる | ③清潔感の持続性が低い 剃り残しがあったり、すぐに生えてくるジョリジョリした毛は、かえって不潔に見えてしまう可能性がある |
自己処理する際の正しい剃り方
脇毛を自己処理する際は、手順を守ると肌トラブルのリスクを軽減し、よりきれいな仕上がりを目指せます。
以下を参考にした自己処理がおすすめです。
手順 | ポイント |
①事前に脇毛を短く整える | 長い毛はトリマーで数ミリ程度にカットしてから剃ると、刃の詰まりを防げます。 |
②入浴やシャワーで毛と肌を柔らかくする | 温かいお湯で毛と肌を温めると剃りやすくなり、肌への負担が減ります。 |
③シェービングジェルやフォームを使う | 刃の滑りを良くし、摩擦を軽減できます。 |
④あらゆる方向からやさしく剃る | 脇毛は様々な向きに生えるため、一方向だけでは剃り残しやすい部位です。軽い力で複数方向からあてましょう。 |
⑤剃った後は保湿ケアを忘れずに | 剃り終わったら、必ず保湿ローションやクリームを塗って肌を保護しましょう。 |
ただし、この方法を守っても肌への負担がゼロになるわけではありません。
脇は平らではないため、カミソリではなく電動シェーバーもおすすめです。
また、繰り返し自己処理を行うと、脇の黒ずみや炎症が起こる可能性があることは理解しておきましょう。
清潔感を長くキープしたい方や、肌へのダメージを避けたい方には、根本的に毛を減らせる医療脱毛という選択肢もおすすめです。
脇毛の脱毛には医療脱毛もおすすめ
脇毛を根本からなくしたい、自己処理の手間や肌トラブルを回避するためには「医療脱毛」がおすすめです。
医療脱毛は、クリニックで医療用レーザーを使用して毛根を破壊するため、エステ脱毛や自己処理と比べてより高い効果を期待できます。
ここでは、医療脱毛の特徴やメリットを詳しくご紹介します。
医療脱毛の最大のメリットは「永久脱毛」
医療脱毛の一番の魅力は「永久脱毛が可能」な点です。
医療用レーザーは毛根の細胞を破壊するため、施術が完了すれば大幅に毛が減り、毛の再生を抑制する効果が期待できます。
また、毛量を完全になくすのではなく「減毛」という形で仕上げるのも可能です。
ツルツルに抵抗がある方でも、自然に毛量を減らして清潔感を出せます。
腋毛(脇毛)の医療脱毛によるメリット
脇毛の医療脱毛は、清潔感のある見た目だけでなく、日常生活の快適さにも直結します。
具体的には次のようなメリットがあります。
医療脱毛によるメリット | 詳細 |
①脇汗の軽減 | 毛がなくなると汗が毛に絡まず、蒸れにくくなることで、汗の不快感が軽減されることがあります。 特に夏場は快適に過ごしやすくなるでしょう。 |
②臭いの抑制 | 脇毛は汗や皮脂を留め、雑菌が繁殖しやすい環境になります。 脱毛すると通気性が良くなるため、汗臭やワキガのニオイが軽減される傾向があります。 |
③自己処理の手間が不要になる | カミソリや除毛クリームで繰り返し処理する必要がなくなり、肌トラブルのリスクを下げつつ時間の節約にもつながります。 |
④肌ダメージの軽減 | 繰り返しの自己処理によるカミソリ負けや黒ずみが起こりにくくなり、長期的に肌が健やかに保たれる傾向があります。 |
脇の臭いは、セルフケアでは難しかったり自分の知らないうちに臭っていたりなど対処が難しい場合があります。
医療脱毛であれば、脱毛も可能で臭いや脇汗などの改善効果も期待できるため、おすすめの施術です。
施術の痛みや回数について
次は医療脱毛時の痛みや施術回数について解説していきます。
医療脱毛というと「痛そう」と不安に思う方も多いでしょう。
痛みは、個人差はありますが輪ゴムで弾かれるような感覚に近いと言われています。
痛みに抵抗がある方は、医師に相談すれば麻酔クリームなどを使用し、痛みを軽減する対応をとってくれる可能性があります。
施術回数について医療脱毛は、一般的に1回だけでなく、複数回の施術が必要です。
脇毛の濃さや毛量によって個人差はありますが、5回以上の施術を受けると、個人差はありますが、自己処理がほとんど不要なレベルまで毛を減らせると期待できます。
施術間隔はクリニックの方針によって変わりますが、毛周期に合わせて1ヵ月〜1ヵ月半程度の間隔で行われるでしょう。
ツルツルだけじゃない「毛量を減らす」という選択肢
医療脱毛と聞くと「脇毛を完全になくす(ツルツルにする)」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、実際には毛の量や形を調整する「デザイン脱毛」も可能です。
たとえば、「全体的に毛量を減らして、蒸れや臭いを軽減したい」「Tシャツの袖から毛がはみ出さない程度に範囲を狭めたい」といったご要望にも対応できます。
完全に毛をなくすことに抵抗がある方でも、密度を減らして自然な印象を保ちながら清潔感を大幅にアップさせることが期待できます。
カウンセリング時に医師と相談し、ご自身の理想の仕上がりに設定できるのも医療脱毛の大きなメリットです。
脇汗・臭いが気になるならミラドライ
「脇毛は処理したいけれど、汗や臭いも気になる」という方には、ミラドライの施術がおすすめです。
脇の臭いや汗の悩みは、自己処理や制汗剤だけでは根本的な改善が難しいケースもあります。
ミラドライはそうしたお悩みにアプローチできる方法のひとつとして、詳しく解説していきます。
ミラドライの仕組み
ミラドライは、マイクロ波エネルギーを使って、脇の臭いの原因となるアポクリン汗腺と、汗の原因となるエクリン汗腺の両方を破壊する治療法です。
これらの汗腺は一度破壊されると再生しにくいため、半永久的な効果が得られると期待できます。
施術時間は個人差はありますが約1時間程度で、メスを使わないため、身体への負担が少ないのもメリットです。
脱毛効果が出る場合もある
ミラドライは、本来、汗や臭いを改善する治療法ですが、マイクロ波の熱エネルギーが毛根にもダメージを与えるため、副次的に脱毛効果を得られる場合があります。
個人差はありますが、ミラドライの施術後に毛量の変化を感じる方もいらっしゃいます。
ただし、脱毛を意図した施術ではないため、脱毛を希望の方は医療脱毛がおすすめです。
まとめ
今回は、男性の脇毛の自己処理や医療脱毛について詳しく解説しました。
自己処理は手軽に始められますが、繰り返すうちに黒ずみや炎症といった肌トラブルが起こる傾向があります。
根本的に解決したい方には、医療脱毛がおすすめです。
肌トラブルの軽減や処理の手間を減らすだけでなく、脇汗の抑制や臭いの軽減効果も期待できます。
また、脇汗やワキガに悩む場合には、汗腺に働きかけるミラドライもおすすめになります。
プライベートスキンクリニックforMENでは、あなたの悩みや理想の仕上がりに合わせた最適な施術案をご提案します。
疑問や不安な点があれば、お気軽に当クリニックまでご相談ください。
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よくある質問
Q.脱毛すると脇汗が増えるって聞きましたが本当ですか?
A.脱毛によって汗腺の機能が活発になることはないとされています。
脇汗が増えたように感じるのは、毛がなくなったことで、汗が直接肌の上を流れ、汗をかいている感覚が分かりやすくなるためです。
Q.脇毛を自己処理すると、どんな肌トラブルが起きやすいですか?
A.カミソリによる自己処理は、肌表面に細かな傷をつけてしまう可能性があります。
その結果、赤みやかゆみ、炎症などの肌トラブルが起きやすくなります。
また、埋没毛や色素沈着の原因にもなるため、注意が必要です。
Q.脇の臭いに悩んでいる場合、脱毛とミラドライどちらがいいですか?
A.臭いの原因は汗腺と雑菌の繁殖です。
脱毛は毛がなくなることで臭いが軽減される傾向があり、ミラドライは汗腺に直接働きかけるため、より根本的な改善が期待できます。
医師と相談の上、悩みの強さに応じて選ぶのがおすすめです。
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この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑 峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医