ジュビダームビスタシリーズのヒアルロン酸製剤について

ヒアルロン酸注射にも様々な製剤があり、各製剤によっても特徴が異なります。今回は、ヒアルロン酸の中でも厚生労働省認可アラガン社のジュビダームビスタシリーズに注目し解説します。ジュビダームビスタシリーズの効能や持続期間、注入部位についてもご紹介しますので、ヒアルロン酸注射をする際の参考にしていただければと思います。

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ジュビダームビスタは厚生労働省の認可を得たヒアルロン酸

ジュビダームビスタヒアルロン酸シリーズとは、厚生労働省の認可を得たヒアルロン酸シリーズです。当院では、ヒアルロン酸注射による施術が特に人気があり、その中でもジュビダームビスタシリーズを種類豊富に取り揃えています。

VYCROSS®（バイクロス）技術とは？

ジュビダームビスタシリーズのヒアルロン酸は、以前はHYLACROSS™（ハイラクロス）という高分子のみで組成されていましたが、ジュビダームビスタボリューマXC以降は高分子と低分子で組成されたVYCROSS®（バイクロス）技術を採用しています。

高分子は大きなボールのようなイメージで、低分子は小さいボールだとすると高分子のみで箱に入れると分子同士の隙間ができます。ですが、高分子と低分子で同じ箱に入れると大きなボールの隙間に小さなボールが間を埋めてくれます。

ジュビダームビスタのヒアルロン酸の特徴

注入直後から自然な仕上がり

ヒアルロン酸を体内へ注入すると水分を引き寄せますが、分子間に隙間がないのでむくみ（膨隆）が起きづらくなり、仕上がり直後のイメージを保ちやすくします。

持続期間が長い

ジュビダームビスタ・シリーズは持ちが良いという特徴があります。低分子が隙間を埋めるので、体内に元々存在するヒアルロン酸分解酵素（ヒアルロニダーゼ）の分解を遅らせることができます。ジュビダームビスタシリーズの中でも、特に長持ちなのが「ボラックスXC」や「ボリューマXC」です。
硬めの製剤ほど持ちがよい傾向がありますが、硬さや弾力などそれぞれの製剤で特徴があることから、注入部位に適したものが使用されます。

ジュビダームビスタシリーズ各製剤について

ジュビダームビスタ・ウルトラXC（ハイラクロス）

• 口元などの細かいシワ

小ジワや小さな凹みへの注入に適していて、自然な仕上がりです。

ジュビダームビスタ・ウルトラプラスXC（ハイラクロス）

• ほうれい線などの深いシワ
• こめかみなどの凹み

深いシワやほうれい線の解消に向いているヒアルロン酸です。

ジュビダームビスタ・ボリューマXC

• たるみ・輪郭形成（リガメント）
• おでこ・こめかみの凹み

感触は滑らかで弾力があり、自然な仕上がりです。お顔の輪郭を支える支持靭帯をヒアルロン酸で補強することでリフトアップ効果やお顔の引き締め効果が期待できます。

ジュビダームビスタ・ボリフトXC

• ほうれい線・マリオネットラインなどのシワ
• 頬のボリュームアップ

持続期間の長いヒアルロン酸は一般的に粘度が高く、注入後に凸凹してしまう場合がありますが、ジュビーダームビスタ・ボリフトXCは持続期間が長いにも関わらず、滑らかで馴染みやすいヒアルロン酸です。

ジュビダームビスタ・ボルベラXC

• 涙袋・唇の形成

ジュビダームシリーズの中でもソフトな製剤です。涙袋や唇の柔らかい箇所に最適な製剤です。

ジュビダームビスタ・ボラックスXC

• 鼻や顎

粘度が高いヒアルロン酸ですので土台からしっかりとボリュームを出し、鼻の高さや顎の形成に最適です。

ジュビダームビスタ・シリーズ　ヒアルロン酸注射なら当院まで

当院で使用するジュビダームビスタ・シリーズのヒアルロン酸製剤は、バイクロス製法を採用して開発されたヒアルロン酸なので、自然な仕上がりで長期間効果が持続するという特徴があります。注入箇所に適切なジュビダームビスタ・シリーズを多数ご用意しております。目的に応じて適切なヒアルロン酸を使用することが大切です。患者様ひとりひとりに最適な施術をご提案いたしますので、ぜひ皆様のご来院お待ちしております。

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