【症例紹介】タトゥー(入れ墨)除去レーザー

監修医師

安形 省吾

医療法人優聖会理事長

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安形省吾医師

こんにちは。大阪梅田の美容外科・美容皮膚科プライベートスキンクリニック医師の加藤です。
今回のドクターブログは、20年以上前に入れたタトゥーを消したいとご相談に来られた男性の患者様に対して行った、レーザーによるタトゥー(入れ墨)除去の症例をご紹介いたします。
レーザーによるタトゥー除去治療は、皮膚を切開しないのでダウンタイムが短く、体への負担が少ないというメリットがあります。治療の回数はある程度かかりますので、根気強く治療を行う必要があります。

・治療の内容

レーザーによる左肩部のタトゥー(入れ墨)の除去

・初回レーザー照射治療前(初回)

タトゥー除去治療前

ハッキリと色素が皮膚に沈着している状態です。
シミ取りにも使用するQ-YAGレーザー(1032nm)を照射するという治療を行いました。
色の抜け具合を見ながら照射を続け、最終的にはトータルで10回のレーザー治療を行いました。
9回目および10回目に関しては、しつこく残った一部の残存色素に対し、CO2(炭酸ガス)レーザーによるアブレーション(組織の蒸散)を実施し、今回のレーザーによるタトゥー除去治療を終えました。

・10回目レーザー照射治療から3か月後(経過診察)

タトゥー除去最終治療から3か月後

最終の治療から3か月後の経過診察時に撮影した画像です。タトゥーの色素に関しては問題なく除去できています。レーザーを照射した一部が色素沈着(PIH:炎症性色素沈着)になっているため、日焼け予防の徹底と施術部位をこすらない様お願いしました。

・10回目レーザー照射治療から2年後(経過診察)

最終のレーザー治療から2年後の経過診察時の写真です。タトゥーがあった部分は綺麗に白くなり、色素が除去できていることが分かります。
このように、レーザーによってタトゥーの色素を消すことはできるのですが、タトゥーを入れる前の皮膚の状態には完全には戻りません。これは、切除法などによって除去した場合も同様です。
近年では、ファッションとしてのタトゥーが人気となっていますが、現在の医療技術では完全に元の状態には戻らないという事を理解した上で行って頂ければと思います。

・タトゥー(入れ墨)除去の値段

1cm×1cm 1回 10,000円
1cm×1cm 5回セット 40,000円

・タトゥー(入れ墨)除去レーザーのリスク・副作用

  • 色素沈着
  • 感染
  • 水ぶくれ
  • 赤み
  • 痒み

当院では、複数のレーザーを使用し、状態に応じた最適なタトゥー除去レーザー治療を行っています。
カウンセリング時に丁寧に状態を診察し、最適な治療法をご提案させていただきます。
ますはご相談だけでもお気軽にご来院いただければと思います。

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

優聖会理事長安形省吾

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

所属

平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職

略歴

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