これって鼻尖形成の失敗?失敗が起きないためにはどうしたらいいか解説

監修医師

安形 省吾

医療法人優聖会理事長

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安形省吾医師

これって鼻尖形成の失敗?失敗が起きないためにはどうしたらいいか解説
こんにちは!プライベートスキンクリニックです!

今回は、鼻尖形成術の失敗例についてのご紹介です。

鼻尖形成術(鼻尖縮小術)は、鼻先を細くスッキリとさせてだんご鼻を改善する施術です。
ナチュラルな仕上がりで鼻の形を整えることができ、満足度の高い施術とも言われていますが、いざ鼻整形をするとなると、失敗のリスクは誰しも不安ですよね。

そんな鼻尖形成術について、どのような失敗例があるのか、また失敗が起きないための対策についても解説していきます。
鼻尖形成を検討中の方、失敗やリスクについて確認したい方必見です!

鼻尖形成術(鼻尖縮小術)の失敗例とは?

鼻尖形成術(鼻尖縮小術)の失敗例とは?

鼻尖形成術(鼻尖縮小術)で起きる主な失敗例としては、思っていた鼻にならなかったり、アップノーズやピンチノーズなど、鼻先が不自然になるケースがあげられます。

原因としては、患者様のご希望の仕上がりのイメージが医師に正確に伝わっていない可能性や医師の技量不足が考えられます。

理想通りにならない

理想通りの仕上がりにならないケースです。
鼻尖の向き、細さ、形など、ご希望は人によって異なりますので、どのような鼻になりたいのか、だんご鼻の改善だけでよいのか、鼻の形や高さの希望も合わせて事前にしっかり医師に伝えることが大切です。

鼻尖形成はあくまでも鼻先を細くする施術となります。
鼻を高くしたいのであれば、耳介軟骨移植やプロテーゼ挿入の併用が必要です。

アップノーズになる

アップノーズとは、鼻先があがり鼻の穴が見える状態で、豚鼻とも呼ばれています。

元々の鼻の形や軟骨の形状によっては、鼻尖形成を行うとややアップノーズになってしまう方もいらっしゃいます。
その場合は、耳介軟骨移植の併用でアップノーズを回避でき、鼻の高さもだしやすくなります。

ピンチノーズになる

ピンチノーズは、洗濯バサミで挟まれたように鼻先が細く不自然になった状態を言います。

軟部組織を除去しすぎたり、寄せすぎた場合にピンチノーズになる可能性があります。

パロットノーズになる

パロットノーズは、鼻を横から見た際に、鼻先が強調されてオウムの口ばしのような形になった状態を言います。

大きな鼻の方で、鼻翼軟骨を強く寄せすぎたり、鼻尖の脂肪や軟部組織の切除バランスが悪い場合などに、パロットノーズ変形が起こる可能性があります。

術後の腫れが原因で、一時的にパロットノーズのように見えるケースもありますが、その場合は時間が経つと自然に改善します。

糸が取れる・後戻りする

鼻尖形成術と一口で言っても、クリニックによって施術方法が異なり、糸で軟部組織を縛るのみの施術法もあります。
糸で縛る方法は、切開が不要ですし、抜糸すれば元に戻せるという手軽さはありますが、糸が取れたり、後戻りしやすい傾向があります。

鼻先の形やだんご鼻である原因に合わせて軟骨や脂肪組織を切除してから、鼻翼軟骨を縫合することで、後戻りしにくくなります。

効果がない

鼻先の変化があまりでず、効果を感じないケースです。
鼻尖形成は、鼻先の軟骨が広がっている方、鼻先の脂肪が厚い方に向いている施術です。

脂肪が少ない方や、鼻先の皮膚が厚いタイプのだんご鼻の方は、鼻尖形成術ではあまり変化がでない可能性があります。

施術にてどの程度の変化がでるのか、事前に確認が必要です。

鼻の穴の左右差・変形が生じる

鼻の穴の形に左右差がでたり、変形して歪になるケースです。
軟骨を固定する際の位置が適切でないことが原因と考えられます。

ただし、元々、鼻孔の大きさに左右差がある方は、施術によって強調されるケースもあるため、気になる方は事前にきちんと相談しておくのがよいでしょう。

鼻先が不自然になる

鼻尖形成術と一緒に、耳介軟骨移植やプロテーゼ挿入を行った際に起きる失敗例です。

挿入位置が適切でないと、鼻先が曲がったり、シャープすぎたりと不自然な形になるケースがあります。

鼻尖形成術のダウンタイムとリスクについて

鼻尖形成の施術後は以下の症状が生じる可能性があります。

  • 腫れ
  • 内出血
  • 痛み
    ダウンタイムの期間は4週間程度です。術後はギプスやテーピングにて鼻を固定します。

また、鼻尖形成術は、切開を伴う手術となりますので、上記の症状以外にも、出血、血腫、感染、瘢痕、創し開、麻酔薬によるアレルギーのリスクを伴います。

いずれも、稀に起きる副作用ではありますが、気になる症状がでた際は早めに診察を受けることが大切です。

出血、血種、創し開

切開部分から出血したり、皮下に血液がたまる血種ができたり、傷が開いたり(創し開)する場合がありますが、クリニックですぐに対処できますので心配ありません。

感染

切開を伴う手術となりますので、感染のリスクがあります。
感染が起きると、赤みや腫れ、痛みが強くでたり、症状が長引きます。

感染が生じた際は治療が必要となりますので、すぐに診てもらいましょう。

瘢痕(はんこん)

切開した部分に傷跡が残ったり、傷が盛り上がったりするケースです。
また、瘢痕が増殖している間は、鼻が大きくなったように感じる場合があります。

時間はかかりますが、徐々に回復していきます。

麻酔薬によるアレルギー

麻酔薬に対し、アレルギー反応がでるケースがあります。

鼻尖形成で失敗を回避する方法は?

鼻尖形成にて失敗をしないためには、クリニック選びを慎重に行い、仕上がりのイメージを医師と共有することが大切です。

クリニックを慎重に選ぶ

鼻尖形成術に限らず、どんな施術であっても、クリニック選びは大切です。

まずは、鼻尖形成術にてどのような術式を扱っているかを確認しましょう。
後戻りのリスクを回避したい方は切開なしの術式は選ばない方がいいでしょう。

また、クリニックの実績や症例数、口コミなどもしっかり確認してから決めましょう。
カウンセリングを受けてから決めるのも、一つの方法です。

希望の仕上がりを正確に伝える

どんなに腕のよい医師であっても、患者様のご希望が正確に伝わっていないと、理想の仕上がりにならない可能性があります。

施術後に後悔しないためにも、ご自身の希望のイメージをしっかり伝えて、不安要素は事前に解決しておくことが大切です。

やりすぎない

鼻整形に限りませんが、高い効果や変化を求めるあまりに、やりすぎてしまうケースがあります。

鼻整形は、もちろん鼻の形や高さを整えるための施術ではありますが、鼻だけではなく、お顔全体のバランスを考慮してデザインすることが大切です。
ご自身が求める仕上がりと医師からの提案が異なる際は、特に注意が必要です。

しっかり相談したうえで理想に近づける選択をしましょう。

まとめ

鼻尖形成術の失敗例と失敗を回避する方法についてご紹介しました。

あらためて失敗例を確認すると、不安が強くなってしまうという方もいらっしゃるかと思いますが、クリニック選びを慎重に行えば心配ありません。

当院では、メリットだけではなく、デメリットもご説明いたしますし、患者様の懸念点も解消したうえで施術を決定していただいております。
カウンセリング時になんでもご相談くださいね!

プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりにぴったり合った施術プランをご提案いたします。
鼻尖形成をご検討中の方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

よくあるご質問

これって鼻尖形成の失敗?失敗が起きないためにはどうしたらいいか解説について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q. 鼻尖形成にはどのような失敗例がありますか?

理想の仕上がりにならない、アップノーズやピンチノーズ、パロットノーズになる、後戻りするなどの失敗例があります。

Q.鼻尖形成のデメリットはなんですか?

鼻尖形成は、ナチュラルに鼻先を整えられる施術ですが、もともと鼻先の脂肪がない方や鼻先の皮膚が厚い方の場合、だんご鼻の改善効果があまり期待できないケースがあります。

Q.鼻尖形成のダウンタイムはどのくらいですか?

ダウンタイムは、4週間程度が目安となります。
初めの1~2週間はギプスを装着していただきます。

美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

この施術ページの監修医師

優聖会理事長安形省吾

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

所属

平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職

略歴

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