ほうれい線が片方だけ目立つ…原因と解消法を徹底解説!

監修医師

井畑 峰紀

医療法人優聖会最高顧問

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井畑 峰紀医師

この記事でわかること

ほうれい線が片方だけ目立つ…原因と解消法を徹底解説!

加齢や生活習慣の乱れ、乾燥からくる、ほうれい線でお悩みではありませんか?ほうれい線は、放って置くと深く深く刻まれてしまうため早めに治療を行いましょう。 ほうれい線は、片側だけが目立つこともあり、当院にも多くの患者様が相談に来院されます。左右差のあるほうれい線は、治療が難しいため患者様のお顔全体のバランスを考えて施術を行う必要があります。 今回は、片側だけに気になるほうれい線の原因やセルフケア、おすすめの美容医療について記載しました。片側だけ気になる厄介なほうれい線を一緒に改善しましょう。

ほうれい線とは?ほうれい線ができる原因を解説

顔のたるみ

ほうれい線とは、頬と口元の境界線、鼻の両脇から唇の両端に伸びる鼻唇溝(びしんこう)とも呼ばれる溝です。ほうれい線が目立つと、顔全体が老けて見えたり疲れて見えてしまいます。まずは、ほうれい線ができる原因についてご紹介します。

表情筋の低下

顔の皮膚や脂肪を支える表情筋が衰えると、たるみやすくなり、ほうれい線が目立つようになります。 表情筋の衰えは、加齢や血行不良、生活習慣の乱れが原因として考えられます。顔のトレーニングやマッサージ、生活習慣の改善が効果的です。

コラーゲンやエラスチンの減少

コラーゲンやエラスチンの減少は、ほうれい線の原因となります。 コラーゲンやエラスチンは、美肌に欠かせない成分で、肌のハリや弾力を支え、たるみを予防する役割を担っています。しかし、加齢や紫外線などで、それらの美肌成分が減少すると肌の弾力が低下し、たるみやシワが目立ち、ほうれい線の原因になるのです。

皮膚の乾燥

肌が乾燥をすると、バリア機能や弾力が低下し、細かなしわやたるみが増加し、ほうれい線の原因となります。 乾燥により、ほうれい線が深く見えてしまうこともあるため保湿に心がけて乾燥を防ぎましょう。

生活習慣の影響

不規則な生活や睡眠不足、過剰なストレス、栄養バランスの偏りは、肌の新陳代謝を妨げる原因になります。 このような生活習慣の乱れが、肌の状態を悪化させ、ほうれい線を目立たせる大きな原因となります。生活習慣を整えることは美肌の土台です。ぜひ日常生活を見直してみてください。

ほうれい線が片方だけできることはある?日常生活を見直そう

指をさす女性

患者様のなかには、ほうれい線が片方だけ気になるなど左右差が見られる場合があります。その原因について解説します。

日常生活でのクセや習慣

頬杖をつく、片手でスマートフォンを長時間操作するなど、日常的な動作の積み重ねは、ほうれい線の非対称を引き起こす原因です。 また、睡眠時に同じ側を下にしていると、片側の肌が圧迫され続け、片方だけほうれい線が目立つ原因となります。

表情の癖

話し方や笑い方に偏りがあると、片側の筋肉だけを多く使うことになります。 この繰り返しが特定の筋肉に負荷をかけ、片方だけほうれい線が目立つ原因になります。顔のトレーニングやマッサージを取り入れて顔全体の表情筋を鍛えていきましょう。

噛み合わせの問題

噛み合わせの問題も、片側だけほうれい線が深く目立つ原因のひとつです。 噛み合わせが悪い状態が続くと、顔の左右の筋肉バランスが崩れ、片側の筋肉に負担がかかります。その結果、片側だけほうれい線が深くなり、顔の左右非対称を引き起こすことがあります。

医学的要因

片側だけの神経や筋肉に問題がある場合、その側のほうれい線が目立つことがあります。 特に神経系や筋肉の異常が原因と考えられる場合は、適切な対応が必要です。専門の医師に相談しましょう。

片方にできたほうれい線を予防する習慣、セルフケア

ほうれい線を予防するケアについて解説します。今日から取り入れられるものをご紹介していますのでぜひお試しください。

姿勢を改善

頬杖をつく癖などはございませんか?片側への筋肉や皮膚への負担が増加し、片側だけほうれい線ができる原因になります。頬杖など肌へのダメージが加わるクセを見直しましょう。 また、仰向けで寝ることや各日に顔の向きを変えて寝ることで、顔全体への圧力を均等に分散することができます。

頬杖をつく女性

顔全体の筋トレ

口を大きく動かす発声練習や舌を回す運動を行うと、表情筋全体が鍛えられます。 これにより、筋肉のたるみを防ぎ、ほうれい線の深さを軽減する効果が期待できます。ちょっとした隙間時間でもできますのでぜひ試してみてください。

マッサージ

顔はもちろん、頭皮もケアすることで、リンパの流れを促進できます。リンパの流れがよくなると、むくみや老廃物が軽減し、ほうれい線の予防に効果的です。 スキンケアのついでや湯船に浸かりながらマッサージをすることで血流も改善するためおすすめです。ただし、過度な摩擦はたるみや色素沈着の原因となるため注意しましょう。

スキンケアを見直す

スキンケア用品

肌の保湿を十分に行い、乾燥を防ぐことが重要です。 ヒアルロン酸やセラミド配合のスキンケア製品を使うことで、肌の水分を保持し、ほうれい線の形成を予防できます。また、日焼け止めを使用して紫外線によるダメージを防ぐことも重要です。

健康的な生活習慣を取り入れる

生活習慣を見直すことは、肌にとって非常に重要です。 食事では、美肌を形成するタンパク質やビタミンCやEを中心に栄養バランスを心がけましょう。 また、良質な睡眠もほうれい線の予防に効果的です。睡眠不足は、肌の弾力を低下させ、たるみやシミの原因となってしまいます。肌の修復は睡眠中に行われることを覚えておきましょう。 他にも、紫外線対策や運動を意識することでほうれい線の予防に効果的です。

片方にだけできたほうれい線におすすめの美容施術

ほうれい線はセルフケアでは予防はできても改善は難しいのが現状です。当院でのおすすめの美容医療についてご紹介します。

ヒアルロン酸注射

ほうれい線の治療では、まずヒアルロン酸注射が選択肢として挙げられます。 ヒアルロン酸注射とは、体内にもともと存在するヒアルロン酸と同じ成分の製薬を使用した治療法です。そのため副作用の心配が少なく、手軽に受けられるため人気の施術になります。 ヒアルロン酸注射は手軽に受けられるため「どこで受けても一緒」と考える方も多いです。しかし、どこにどれくらいのヒアルロン酸を注入すればいいのか医師の技術力が求められます。 特に片側だけ気になるほうれい線の場合は、左右のバランスを加味して注入するため経験と技術が求められます。実績のあるクリニックで施術を受けましょう。

 
 
 
 
 
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医療ハイフ(HIFU)

HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)の略称です。 皮膚の奥の方にあるSMAS(表情筋筋膜)まで届く波長の超音波を照射することで、肌のたるみや引きしめに効果が期待できます。メスや注射を使用しないのでお肌への負担は少ない点も人気の理由です。 当院で扱っているウルトラフォーマーMPTは、先端のカートリッジを交換することで、複数の異なる肌の層に照射が可能。その方のお悩みや肌の状態に応じた治療法を選択できます。 片方のほうれい線だけの照射も可能ですので気軽にお問い合わせください。

医療ハイフ・ウルトラフォーマーMPTで皮膚の深層から強力引き上げ!

まとめ

片方だけ気になるほうれい線の原因やおすすめのセルフケア、美容医療についてご紹介しました。 ほうれい線は、多くの方が抱える悩みで加齢や乾燥、生活習慣が影響して出現します。セルフケアで予防することはできますが、改善は難しいため、気になる方は美容クリニックでの治療がおすすめです。 当クリニックでは、ヒアルロン酸注射と医療ハイフで治療を行っています。どちらもダウンタイムが少なく気軽に受けられるため人気の治療です。気軽さ故に「どこで受けても同じ」と考える方も多いですが、担当する医師によって効果にばらつきがでてしまいます。 プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。 片側だけに気になるほうれい線でお悩みの方は、当クリニックへお気軽にご相談ください。 医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問をご紹介します。

Q.片側だけほうれい線が気になる原因は?

日常生活や表情のクセ、噛み合わせなどで片側だけほうれい線が目立つ場合がございます。

Q.ほうれい線の予防に効果的なセルフケアは?

姿勢の改善、お顔の筋トレやマッサージ、保湿ケアを試してみてください。

Q.片側だけにできたほうれい線におすすめの美容医療は?

ヒアルロン酸注射や医療ハイフがおすすめです。どちらもダウンタイムや痛みがほとんどなく気軽に受けられます。

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美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階

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医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

所属

平成15年
大阪医科大学 形成外科教室:入局
平成21年
大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
平成24年
医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
平成25年
某美容クリニック:院長就任
令和5年
プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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