おでこの大人ニキビの原因や改善方法は?
この記事でわかること
- 1大人ニキビがおでこにできやすい原因
- 2大人ニキビに有効なスキンケアと生活習慣
- 3美容クリニックでのおすすめの治療
目次
大人ニキビは、ライフスタイルや環境など、さまざまな要因が複雑に絡み合って生じやすくなります。
一度できてしまうと、なかなか治りづらく悪化もしやすいです。
繰り返し、同じ部分にできる特徴があります。
おでこなど目立つ場所にできやすいので、見つけたときは憂鬱になってしまいますよね。
今回は、大人ニキビの原因から美容治療(ハイドラフェイシャル・ポテンツァなど)までご紹介します。
大人ニキビを改善したい方は、ぜひ参考にしてみてください!
大人ニキビって?
まず年齢に関係なく、ニキビができやすい条件があります。
それが「皮脂」「毛穴詰まり」「アクネ菌」です。
毛穴詰まりは、ニキビの始まりであるコメドを生じさせます。
このコメドでアクネ菌が増殖し、炎症を起こすことで、赤いニキビになるのです。
10代にみられるニキビは、皮脂の分泌が盛んな場所に主に発生しやすく、成長に伴うホルモンバランスの乱れが原因で生じやすいのが特徴です。
ホルモンバランスの乱れによって、男性ホルモンの分泌が盛んになることで、皮脂の分泌も多くなります。
若いうちは毛穴がまだ小さいため、皮脂が詰まりやすく、皮脂を餌にアクネ菌が増殖するためニキビができやすくなります。
ホルモンバランスが安定し、皮脂の分泌が正常に戻ると自然に発生しにくくなります。
一方、大人になってから発生するニキビを、大人ニキビと呼びます。
大人ニキビの原因は、生活環境などの影響によることが大きく、一度できると治りが遅く繰り返し同じ場所にできるため厄介な存在です。
好発部位は頬やあご、口まわりなどの乾燥しやすい部分ですが、皮脂の分泌が活発なおでこにも生じやすいです。
おでこは元々、皮脂の分泌が活発なことに加えて、外的な刺激を受けてお肌の状態が悪くなりやすい部分だからです。
生活環境などによって
- ターンオーバーの乱れ
- ホルモンバランスの乱れ
- 乾燥
などが起こると、皮脂の過剰分泌を招き毛穴を詰まらせ、アクネ菌の増殖を促します。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが乱れると、お肌の生まれ変わるスピードが遅くなります。
お肌の生まれ変わるスピードが低下すると、本来自然に排出される過剰な皮脂や角質汚れがお肌に溜まり、角栓となって毛穴を詰まらせます。
またターンオーバーが乱れると、お肌のバリア機能も低下します。
バリア機能は外的な刺激はもちろん、細菌などからお肌を守る役割があります。
低下することで免疫機能も低下し、アクネ菌の増殖を促してしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが優位になり皮脂の分泌が過剰になります。
加えて女性ホルモンであるエストロゲンが作用せず、毛穴のまわりの皮膚を厚くする?体ホルモンも同時に活発化します。
女性ホルモンは、年齢とともに減少していきます。
特に40歳を超えると、分泌量がグッと低下します。
そのため、40歳を過ぎても大人ニキビに悩んでいる方は、少なくありません。
乾燥
お肌が乾燥すると、お肌のバリア機能を保つために、皮脂の過剰分泌が起こります。
「全体的に乾燥しているのに、おでこだけがベタついてニキビができる」
という経験はないでしょうか?
これも大人ニキビの特徴なのです。
また、乾燥は角質を硬く厚くさせ、毛穴を狭めてしまうことでアクネ菌の増殖を招きます。
お肌の乾燥は、さまざまな機能の低下を招き、二キビができやすいお肌に傾いてしまうのです。
なお、アクネ菌は健康な状態のお肌にも存在します。
ただ健康な状態のお肌は、ターンオーバーのサイクルや、ホルモンバランスが整っていて、お肌のバリア機能も正常に機能しています。
そのため、ニキビができにくいのです。
ニキビについて、詳しくはこちらをご覧ください!
おでこの大人ニキビの原因
以下のようなことが原因で、ターンオーバーの乱れ・ホルモンバランスの乱れ・乾燥を招き、大人ニキビが生じやすくなります。
- 間違ったスキンケア
- 外的な刺激
- 生活習慣
- 食べ物
間違ったスキンケア
間違ったスキンケアは、大人ニキビを招きやすくなります。
このようなスキンケアに思い当ったら、要注意です!
- 洗顔のし過ぎ
- 洗い残し
- シャワーで洗顔
洗顔のし過ぎ
ベタつきが気になって一日に何度も洗顔したり、強い力でゴシゴシ洗ったり・・・
洗顔のし過ぎは、必要な皮脂まで取ってしまいます。
ニキビ対策に洗顔することは基本ですが、洗えば洗うほど大人ニキビが改善されるというわけではありません。
皮脂が奪われ過ぎると、お肌は乾燥し皮脂の過剰分泌を招きます。
これでは、かえってベタベタした大人ニキビのできやすいおでこになってしまうのです。
またゴシゴシと洗う行為は、お肌を刺激しバリア機能を低下させます。
バリア機能が低下することで、外的な刺激の影響を受けて大人ニキビが生じやすくなってしまいます。
汚れの洗い残し
洗い過ぎも良くありませんが、汚れの洗い残しも要注意です。
クレンジングが不十分で、メイク汚れが毛穴に残ってしまうと、大人ニキビが発生しやすくなります。
油分の多いコスメ類は、アクネ菌の大好物なのです。
また洗顔料やシャンプー、整髪料のすすぎ残しにも注意です!
さっと流した程度では、お肌に残りやすく、洗い残しの原因になりやすいです。
洗顔時に、しっかり目を閉じて洗っているという方は多いと思いますが、その時シワができていないか確かめてみてください。
シワの部分には、洗顔料が残りやすくなります。
おでこはシワが寄りやすい部分ですので、意識してシワが寄らないようにしましょう。
シャンプーやコンディショナーには、髪の毛にとっては有効的でもお肌にとっては刺激が強い成分が多く含まれています。
すすぎ残しはお肌への刺激となりますし、アクネ菌の栄養源にもなってしまいますので、要注意です。
シャワーで洗い流す
洗顔時に、シャワーで洗い流すという方も少なくないと思います。
シャワーを浴びることで、一度に汚れが落ちるように感じ、ついついやってしまいがちですよね。
でもこれは、洗い残しの原因になってしまうのです。
また勢いのあるシャワーは、お肌の状態を悪くしてしまう可能性もあります。
強いシャワーを直接顔に当てることで、お肌表面の角層が剥がれ落ち、ターンオーバーの乱れを招いてしまう恐れがあるのです。
またお肌の乾燥の原因にもなります。
外的な刺激
おでこは、外的な刺激を受けやすい部分です。
外的な刺激とは、主に次のようなことです。
- 髪の毛
- 汗
- 紫外線
髪の毛
おでこは、前髪が触れやすい部分です。
髪の毛がおでこに触れると刺激となり、ターンオーバーの乱れや、バリア機能の低下を招きやすくなります。
また髪の毛には、目には見えなくても汚れやホコリが多く付着しています。
おでこの大人ニキビが気になる方の中には、毎日整髪料を使用している方もいると思いますが、油分が含まれている物が多くあります。
髪の毛の刺激でお肌の状態が悪くなっているところへ、油分の含まれた整髪料を使用していると、髪の毛に付着した汚れとともに毛穴に詰まりやすくなります。
すると、これらを餌にアクネ菌が増殖してしまいます。
汗
おでこは、汗をかきやすい部分です。
汗をかくことは、老廃物の排出やお肌の新陳代謝を促進するため、ニキビにとっても大切なことです。
ですが、汗のかき方やケアを間違えると、ニキビの原因となったり悪化することがあります。
ニキビに繋がる汗は、皮脂が多く含まれた、ジトっとした汗です。
ベタついて、なかなか蒸発しないのが特徴です。
このような汗を拭かずに放置していると、汗がホコリや花粉などの汚れを吸着し、毛穴を詰まらせる原因になります。
紫外線
おでこは、紫外線が当たりやすく影響を受けやすい部分です。
紫外線も、大人ニキビの発生につながりやすいです。
紫外線の刺激は、お肌の乾燥を招き、バリア機能やターンオーバーを低下させます。
角質は厚くなり、毛穴を塞ぎます。
また、毛穴には皮脂が存在していますが、紫外線は皮脂を酸化させて硬くします。
すると、毛穴詰まりが生じやすくなります。
このように、紫外線に無防備にあたることで、毛穴詰まりが起こりやすくなります。
ですが紫外線が厄介なのは、それだけではありません。
紫外線は、アクネ菌に直接影響を与えてしまうのです。
塞がれた毛穴の中では、アクネ菌が増殖します。
アクネ菌はポルフィリンという代謝物を生成しますが、これに紫外線が当たると活性酸素が過剰に発生します。
活性酸素は、皮脂を酸化させてニキビの炎症を引き起こす原因になります。
このように、紫外線は毛穴を詰まらせて新たな大人ニキビを生じさせるだけではなく、今あるニキビの状態を悪くしてしまう原因にもなるのです。
生活習慣
大人ニキビは、体の内側のバランスが崩れることでも、生じやすくなります。
その要となるのが、生活習慣です。
大人ニキビは、生活環境の影響をとても受けやすいのです。
大人ニキビに繋がりやすい生活習慣は以下の通りです。
- 食べ物
- 睡眠不足
- 喫煙
- ストレス
- 冷え
食べ物
糖質・脂質の多い食べ物や、カフェインやアルコール、香辛料などの刺激物を多く含む食べ物を摂りすぎると、過剰な皮脂の分泌を招く恐れがあります。
糖質や脂質が多い食べ物は、過剰に摂取することで皮脂の分泌を活発にします。
チョコレートやジャンクフードの食べ過ぎで、ニキビができてしまったという経験は、多くの方がしているのではないでしょうか?
また、カフェインやアルコールの過剰摂取は、美肌には欠かせないビタミンB群の吸収を阻害してしまう恐れがあります。
後程ご紹介しますが、ビタミンB群は大人ニキビを改善するためには欠かせない栄養素なのです。
また辛い物が大好きな方は、香辛料の摂りすぎにも注意です。
香辛料のイメージは、体を温め発汗作用があるため、ニキビにも良さそうに感じるかもしれません。
ただカプサイシンのような香辛料は、過剰に摂取すると胃腸の働きを弱めて、大切な栄養が体の隅々まで行き渡らない可能性があります。
すると、お肌に必要な栄養が届かないため、大人ニキビができやすくなってしまいます。
喫煙
タバコは体内の血行を悪くし、代謝を低下させます。
そして冷えにも繋がります。
また、ニキビの炎症を引き起こす活性酸素を、大量に発生させます。
活性酸素は本来、強い殺菌・消毒作用によって、アクネ菌からお肌を守ってくれる働きがあります。
しかし大量に発生すると、お肌の細胞も攻撃してしまい炎症を引き起こし、ニキビの原因となるのです。
さらに女性ホルモンを低下させるため、大人ニキビに繋がります。
冷え
体の冷えは、体内の血流が滞り代謝が低下しているため起こります。
血の巡りが悪くなると、お肌の細部にまで栄養が行き届かず状態が悪くなります。
体の冷えはターンオーバーを乱し、お肌の乾燥も引き起こします。
お肌の生まれ変わりが活発に行われなくなるため、大人ニキビができると治りにくく、跡も残りやすくなります。
ストレス
ストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌を促します。
またお肌を硬くして、毛穴を縮こまらせ、毛穴詰まりを引き起こします。
バリア機能も低下するため、アクネ菌が活性化しやすくなります。
さらにストレスが積み重なると、活性酸素が過剰に分泌されてしまい、ニキビができやすくなります。
睡眠不足
日中に受けたお肌へのダメージは、睡眠中に分泌されるホルモンの作用によって修復されます。
ターンオーバーに重要な役割を果たすホルモンも、睡眠中に積極的に分泌されます。
ところが睡眠不足が続くと、これらのホルモンの分泌量が低下し、乱れます。
するとターンオーバーが進まず、毛穴詰まりが起こりやすくなります。
また睡眠不足は、ストレスへの耐性も低下させ男性ホルモンを活発にし、過剰な皮脂の分泌が起こります。
さらに免疫力の低下も引き起こし、アクネ菌の増殖を促してしまいます。
以上のように、おでこの大人ニキビの原因は一つではなく、さまざまな要因が複雑に混じり合うことで生じやすくなります。
予防や改善のためには、体の内側・外側からターンオーバーやホルモンバランスを整え、お肌を潤すことが大切になります。
おでこの大人ニキビの治し方
大人ニキビを改善するために、以下のことを意識してみましょう。
- スキンケアの見直し
- 外的な刺激に気をつける
- 生活習慣を整える
生活スタイルによっては、全てを一度に実行することは難しいかもしれません。
頑張りすぎると、かえってストレスの原因にもなりかねません。
できることから少しずつ、改善していけるようにしましょう。
健康的なお肌に戻すためには、続けることが何よりも大切です。
スキンケアの見直し
お肌のバリア機能を守るためにも、洗顔時はゴシゴシ洗いに気をつけましょう。
使用するクレンジング剤は、クリームタイプがおすすめです。
オイクルタイプのクレンジング剤は、洗浄力が強く必要な皮脂まで落としかねません。
クリームタイプは、オイルタイプに比べるとお肌にやさしく低刺激です。
クレンジング剤でメイクをオフしたら、低刺激の洗顔料をしっかり泡立てます。
泡をお肌に乗せたら、指がお肌に触れない程度にクルクルと泡を動かすように洗います。
泡でお肌を洗うイメージです。
そして洗い流します。
洗い流す際は、ぬるま湯にしましょう。
ぬるま湯であれば、お肌への刺激が少なく、毛穴の中の汚れまでしっかり洗い流すことができます。
流水を手で流しかけて、洗うようにしましょう。
なお、洗顔料の泡をお肌に乗せている時間は、30秒以内を目安にしましょう。
それ以上になると、お肌の刺激となります。
洗顔後は保湿をして、しっかりお肌に潤いを与えましょう。
大人ニキビを作らないためには、お肌の油分量と水分量のバランスが大切になります。
ニキビが気になるときは、水分を多めに与えて、油分の多いクリームなどは控えめに塗りましょう。
またお風呂で、洗顔も一緒に済ませるという方も多いと思います。
その場合は、シャンプーなどの刺激からお肌を守るためにも、洗う順番が大切になります。
髪を洗うのは、洗顔の前に終わらせるのがベストです。
髪や体を先に洗い、最後に生え際まで洗顔をしっかりすることで、スタイリング剤やシャンプー・コンディショナーの成分をお肌に残さずに済むからです。
外的な刺激に気をつける
おでこの刺激とならないように、前髪には気をつけましょう。
ピンを使って前髪留めるなど工夫することで、おでこへの刺激を軽減できます。
また、スタイリング剤を普段使用するという方で、おでこのニキビがなかなか治らないという方は、スタイリング剤を見直したり使用を控えるなども検討してみましょう。
汗も刺激となりますので、かいたら放置せず、きれいなタオルやハンカチで優しく拭きとるようにしましょう。
シャツの袖や汚いタオルで拭きとるようなことは、絶対に避けてください!
紫外線の刺激からお肌を守るためにも、紫外線対策は一年を通してしっかり行いましょう。
ただし、紫外線対策に帽子を活用する方も多いかと思いますが、帽子などがお肌の刺激となることがあります。
そのため、おでこに付かない形状の帽子を活用しましょう。
花粉や気候、大気汚染からお肌を守るためには、お肌のバリア機能そのものを高める必要があります。
お肌のバリア機能を保つためには、紫外線対策・保湿・外的な刺激を与えない・食生活で体内から整えることが大切です。
バリア機能が保たれることで、少しの刺激では動じない、強く健康的なお肌を手にすることができます。
生活習慣を整える
以下のことを意識して、生活習慣を整えましょう。
- 食べ物で体内から整える
- 質の良い睡眠で体内時計を整える
- ストレス解消
- 禁煙
- 体を温める
食べ物で体内から整える
食べ物で体内から整えて、お肌を健康に保ち大人ニキビを改善しましょう!
また食事は、できるだけ1日3食、規則正しくバランスよく摂るようにしましょう。
規則正しい食事は、良質な睡眠にも繋がります。
ニキビに効果的な栄養素は、ビタミン群です。
積極的に、ビタミン群を豊富に含んだ食べ物を摂り入れましょう。
ビタミンB2 | ・ニキビの原因である糖質 ・脂質の代謝を促す ・皮脂の分泌量をコントロール |
ビタミンB6 | ・お肌の免疫力をアップ ・ホルモンバランスを整える |
ビタミンA | ・お肌を潤し乾燥を防ぐ ・ターンオーバー促進 |
ビタミンC | ・コラーゲンの生成 ・余分な活性酸素を除去し、ニキビの炎症を抑える ※一日数回に分けて摂取するのがおすすめです |
ビタミンE | ・女性ホルモンの分泌を促す ・血行促進 |
このようなビタミン群のお肌への作用で、大人ニキビの改善に期待できます。
また、もちろんビタミン群以外の栄養素も、大人ニキビを改善するためには大切です。
腸内環境が乱れることでも、大人ニキビができやすくなります。
腸内環境を整えるためには、食物繊維が効果的です。
タンパク質も、お肌の免疫機能を高めてくれます。
カルシウムが豊富な食べ物は、脳の興奮を抑制して心の安定を保ち、ストレスを軽減してくれます。
なお大人ニキビには、チョコレートなどの甘い食べ物は皮脂分泌を促す作用があるため、食べ過ぎは良くありません。
ですが、全く食べてはいけないというわけではありません。
好きな食べ物を極端に我慢してしまうと、かえってストレスとなり大人ニキビに繋がる可能性もあります。
好きな物もうまく取り入れながら、バランスの良い食事を心がけましょう!
質の良い睡眠
大人ニキビを改善するためには、質の良い睡眠も大切です。
質の良い睡眠とは
- ぐっすり眠れる
- 直ぐに眠りに入れる
- スッキリした目覚め
です。
夜はできるだけ早めに布団に入り、遅くとも12時には眠れるようにしましょう。
食事後すぐの睡眠は、消化のために内臓が休息できず、眠りが浅くなる可能性があります。
食事は、寝る2~3時間前までに済ませておきましょう。
それが難しい場合は、消化の良いものを少量摂るようにしましょう。
カフェイン・香辛料・アルコールなどの刺激物は、眠りが浅くなりやすいため、眠る前はできるだけ避けるようにしましょう。
就寝前のお風呂は体をリラックスさせるためにも大切ですが、入浴は就寝1~2時間前に済ませておくことがベストです。
お風呂にじっくり浸かる時間がないという方は、少し熱めのお湯(42度程)に5分程度浸かるだけでも大丈夫です。
また寝る前の、パソコンやスマートフォンはご法度です。
明るい光によって、脳が朝だと錯覚し、眠りに入ることができなくなります。
眠る2時間前には、使用を控えるようにしましょう。
起床後に朝日を浴びることで、体内時計を整えてくれます。
また朝食を摂ることで、体がしっかりと目覚め体内時計が整います。
体内時計が整うと、自然と質の良い睡眠を取れるようになります。
ストレスはできるだけ溜めない!
生活環境によっては、ストレスを溜めないということが、一番難しいかもしれません。
できるだけストレスの原因となっているものから距離を置き、心と体のバランスを保ちストレスを軽減していきましょう。
ストレス発散には、先にご紹介したような質の良い睡眠、入浴、カルシウムを含んだ食べ物など以外にも
- 軽い運動
- おしゃべりをする
- 適度に好きなものを食べる
- 好きなことをする
なども効果的です。
特に軽い運動をすることで、冷えの改善やストレスを軽減するセロトニン(幸せホルモン)の分泌が促されるため、おすすめです。
ただ、どれも難しいという場合は、まずは質のいい睡眠を目指してみましょう!
禁煙
喫煙は体の血流を滞らせ冷えの原因にもなるため、できるだけ禁煙することをおすすめします。
喫煙は、炎症ニキビの原因となる活性酸素を抑えてくれるビタミンCを大量に破壊してしまいます。
いくら食事でビタミンCを摂り入れただけでは、追いつきません。
禁煙することで、女性ホルモンの低下を改善できる可能性に期待できます。
また血行が良くなるため、ターンオーバーの改善にも期待できます。
タバコの禁断症状は、禁煙開始後2~3日がピークです。
そこを乗り越えられるようにすると、禁煙に近づけます。
喫煙していて、大人ニキビがなかなか改善されないという方は、一度試してみてください。
禁煙することで、お肌の変化を感じやすいかもしれません。
冷え
血行を促進し代謝を促して、大人ニキビを改善しましょう。
冷えの解消は、生活習慣なども大切ですが、何よりも体を温めることです。
体の保温効果を保つことで、冷えを防ぐことができます。
「手首・足首・首」を冷やさない、下半身を中心に温めるなどを意識して、体の熱を保つようにしましょう。
普段お風呂はシャワーだけという方は、湯船に浸かることを習慣化してみてください。
リラックス効果はもちろんのこと、体を温めて冷えを改善してくれます。
熱いお湯ではなく、ぬるま湯にゆっくり浸かると、じっくり体の芯から温めてくれます。
また脂肪が多く筋肉量が少ないと、体は冷えやすくなります。
筋肉は体の体温を上げてくれますので、適度な運動で筋肉をつけることもおすすめです。
冷えを解消するためには、食べ物も重要になります。
冷えは、体の内側から改善していくことが何よりも大切だからです。
そのためには、体を温める食べ物を毎日の食事に積極的に取り入れましょう。
体を温めてくれる食材は
- ネギ
- ショウガ
- ニンニク
- ニラ
- 鶏肉
- エビ
などです。
ショウガについては、生食はかえって体を冷やしてしまう恐れがあります。
体を温めるためには、乾燥や温めて摂ることがおすすめです。
以上のように、ご自身で大人ニキビを治したり予防できることは、たくさんあります。
大人のニキビは一度できると治るまでに時間がかかってしまう傾向にありますので、しっかり日頃からケアしながら、大人ニキビができにくいお肌を目指しましょう!
早く治したいなら美容皮膚科がおすすめ!
もしも今、大人ニキビで悩んでいるという場合は、美容クリニックでの治療もおすすめです。
美容クリニックでは、相乗効果のある治療も多いので、大人ニキビを治しながら美肌も手に入るかもしれません!
当クリニックおすすめの治療法は、以下の通りです。
ハイドラフェイシャル
しつこい大人ニキビを改善するためには、毛穴詰まりを解消することが大切です!
ハイドラフェイシャルは、有効的な美容成分を含んだ水流を利用して、お肌の角質を除去。
毛穴汚れを吸引しながら、お肌に有効的な美容液を同時に導入する施術方法です。
お肌を傷つけることなく、ニキビのできにくいお肌へ導きます。
ハイドラフェイシャルに期待できる効果は
- 毛穴の黒ずみ・角栓をスッキリ除去
- お肌のターンオーバーを促進し、肌質改善
- 色素沈着の改善
- シワ予防
などです!
大人ニキビのできにくいお肌へ導くだけでなく、幅広い美肌効果にも期待できる治療です。
ポテンツァ
大人ニキビは、皮脂の過剰分泌を抑えることも大切です。
ポテンツァはニキビの原因となる皮脂腺に、マイクロニードルから高周波RF(ラジオ波)の熱エネルギーを照射することで破壊し、皮脂の過剰分泌を抑えます!
また同時に、美肌効果のある薬液を注入していきます。
また、イクロニードルから発せられる高周波RF(ラジオ波)の熱エネルギーが、真皮の線維芽細胞を刺激しコラーゲンの産生も促します。
ポテンツァに期待できる効果は
- ニキビ肌の改善
- 毛穴の引き締め
- ふっくらとしたハリのある美しいお肌に
- お肌の若返り
- 陥没ニキビ跡の改善
- クレーター肌の改善
などです。
大人ニキビができにくいお肌に導きながら、お肌の若返り効果やハリ向上など、さまざまな美肌効果に期待できる治療です。
まとめ
いかがでしたか?
おでこの大人ニキビについてご紹介しました。
おでこはとても目立ちやすい部分であるため、日頃から予防していきましょう!
また大人ニキビができてしまった時は、悪化させないようにすることが大切です。
悪化させないためには、スキンケアを見直し、外的な刺激に気をつけ、生活習慣を整えていきましょう!
また、美容クリニックでの治療も、ぜひご検討ください!
当クリニックでは、患者様のお肌の状態に合った、適切な治療方法をご提案いたします。
お気軽にご相談ください。
皆様のご来院、心よりお待ちしております。
#大人ニキビ #大人ニキビおでこ #大人ニキビ治らない #大人ニキビ原因
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.おでこの大人ニキビが治らない原因はなんですか?
大人になると、生活環境などでお肌の状態は崩れやすく、外的な刺激に弱くなります。
お肌の状態が崩れると、毛穴詰まりが起こりやすくなり、アクネ菌の増殖を促してしまいます。
大人ニキビを改善するためには、お肌の状態を整え皮脂の分泌量を正常にし、毛穴を詰まらせないことが大切です。
お肌の状態を整えるためにも、生活習慣やスキンケアを見直し、おでこへの外的な刺激に注意しましょう。
Q.おでこにできる大人ニキビの原因はなんですか?
・間違ったスキンケア
・外的な刺激
・生活習慣
・食べ物
などが原因で、ターンオーバーの乱れ・ホルモンバランスの乱れ・乾燥を招き、大人ニキビが生じやすくなります。
Q.おでこの大人ニキビを改善するにはどうしたらいいですか?
まずは、お肌の調子を整えることが大切です。
おでこは、皮脂の分泌が活発な上に、外的な刺激によってバランスを崩しやすい部分です。
日常生活では
・スキンケアの見直し
・外的な刺激に気をつける
・生活習慣を整える
を意識し、大人ニキビができにくいお肌を目指しましょう。
また、大人ニキビは同じところに繰り返し何度もできたり、なかなか治りにくいのも特徴です。
ご自身でなかなか大人ニキビが改善できない場合などは、美容治療を受けるのもおすすめです。美容治療では、早い段階で大人ニキビの原因を改善し、相乗効果でさまざまなお肌悩みも同時に改善できる可能性があります。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。