50代でまぶたのたるみ改善をするにはどうすればいいの?
この記事でわかること
目次
まぶたのたるみが進行すると、疲れているように見えたり、見た目年齢を大きく引き上げてしまいます。30代に入るとまぶたの変化を感じ始める方が多く、40代~50代にかけて、まぶたのたるみをはっきりと自覚する方が増えていきます。
厄介なことに肌のたるみは、日常的なスキンケアだけでは改善が難しいと言われています。毎日洗顔後の保湿ケアは欠かさないという方でも、年を重ねるにつれてシワやたるみが徐々に増えてしまいますよね。
そこで、本日は50代の方のまぶたのたるみを改善する方法について、詳しく解説していきます。セルフケアでの予防法やクリニックでの効果的な治療をご紹介しますので、ご自身に合った対策をしていきましょう!
老けまぶたが気になっている方、たるみの対処法をお探しの方、必見です!
まぶたがたるむと老けて見える?
まぶたのたるみは、お顔の印象に大きな影響を与えます。まぶたのたるみが進むと、下記のような目元の変化が目立ちやすくなり、実年齢よりも老けて見えたり、疲れた印象が強くなると言われています。
- 二重の印象が変わる(二重幅が狭くなる、一重や奥二重、三重になる)
- 目が細くなったように感じる
- まぶたにシワが入る
- まぶたが重い印象になる
- 眉下がくぼむ
- 眠たそうな目に見える
さらには、まぶたのたるみの影響で眉毛をあげて目を見開くクセがつくと、おでこのシワが深くなったり、頭痛や肩こり、眼精疲労などの体調不良が生じるケースもあります。
- 目が開きにくい
- おでこの横ジワが目立つ
- 眼精疲労や頭痛、肩こり等の症状
まぶたのたるみの原因
まぶたがたるむのは、皮膚のハリや弾力の低下、筋肉の衰え、脂肪の減少や下垂が主な原因であり、加齢や紫外線によるダメージ、生活習慣の影響が大きいと考えられています。加齢だけでなく、目を擦るクセやメイク・クレンジングなどの日常的な習慣もまぶたの負担となり、たるみを悪化させてしまいます。
加齢の影響
まぶたがたるむ一番の原因としては、加齢による皮膚や筋肉の衰え、脂肪の減少が影響していると考えられています。年齢を重ねると、皮膚のハリや弾力が低下します。皮下脂肪も減少するため、まぶたの弾力性が失われてふっくら感が無くなります。また、目のまわりの筋肉の衰えにより、皮膚を支える力が弱まると、よりたるみやすくなっていきます。
紫外線によるダメージ
紫外線は、肌のハリや弾力を保つのに必要なコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。コラーゲンやエラスチンを生成している線維芽細胞もダメージを受けて働きが弱まるため、シワやたるみが進行していきます。まぶたの皮膚は体の中でも特に薄く、紫外線によるダメージを受けやすいため、UV対策が不十分な方は、より光老化が進みやすいと言えます。
目元の筋肉の衰え
まぶたの開け閉めを担う「眼瞼挙筋」の衰えや、眼瞼挙筋と瞼板を繋ぐ役割の「挙筋腱膜」や「ミュラー筋」の緩みによって、まぶたを引き上げる力が弱まりたるみが生じるケースもあります。生まれつき眼瞼挙筋の力が弱い方もいますが、一般的には加齢やハードコンタクトレンズの長期使用の影響が強いと言われています。
目元への刺激
まぶたの皮膚は薄くとてもデリケートであるため、目元への刺激は、皮膚のハリや弾力を減少させる原因となります。肌の乾燥や、目を触ったり擦ったりするクセ、コンタクトの付け外しの際にまぶたを過度に引っ張ること、日々のアイメイクやクレンジングなど、さまざまな刺激がまぶたの負担になります。特に、アイメイクが濃い方や、アイプチや二重のりを高頻度で使用している方は、まぶたの皮膚へのダメージが蓄積されやすくなるため、注意が必要です。
デジタル画面の見過ぎ
テレビやパソコン、スマートフォンの長時間使用も、まぶたのたるみの原因となることがあります。画面を集中して見ている間、まばたきの回数は1/4程度に減ってしまいます。まばたきが少なすぎると、目の周りの血流や涙の量が悪くなります。筋肉も硬くなるため、皮膚や脂肪を支える力が弱まり、まぶたのたるみを悪化させます。
逆に、まばたきが多すぎると、まぶたへの刺激が多くなりたるみやすくなる可能性があります。まばたきは多すぎても少なすぎても、まぶたのたるみを進行させる原因となるのです。
まぶたのたるみを予防する対策・セルフケアとは?
すでにたるみがでているまぶたを、セルフケアのみで改善するのは、残念ながら難しいと言えます。ただし、たるみの進行を遅くしたり、悪化の予防は大切ですので、目元の皮膚の保護や血流を回復するためのケアは続けていきましょう。
アイクリームによる保湿ケア
クリームによる保湿は、目元の皮膚の乾燥を防ぎ、外部刺激からも肌を守るために有効なケアです。アイクリームは多くの種類があります。塗りやすくご自身の肌に合ったテクスチャーであること、また、保湿やシワの改善などご自身のお悩みに合った有効成分を含むアイテムを選びましょう。
目のまわりを温める
目元を温めると、目の周りの血流がよくなります。肌の代謝が促がされ、筋肉もほぐれて、目の疲れがやわらぎます。ホットタオルや目元を温める専用グッズを活用して、目を温める習慣を取り入れましょう。
目の疲れを軽減する
画面を見る作業や読書などで目を酷使しないよう注意しましょう。パソコンやスマートフォンの使用を控えめにしたり、使用が長時間に及ぶ際は一定時間ごとに休憩をとって目を休めましょう。パソコンの画面を見る際は、見上げるのでなく目線が下がるように工夫しましょう。目薬の活用にて、疲れ目を緩和したり、目の乾燥を防ぐのもおすすめです。
食事と睡眠
十分な睡眠とバランスのとれた食事は、皮膚の健康を維持するために欠かせません。睡眠の質や時間、摂取した食物のバランスによってお肌の調子は大きく変わります。よく眠れていない方や食生活が偏りがちな方は、できることから見直ししていきましょう。
まぶたのマッサージは有効?
まぶたの皮膚は薄くて繊細なため、まぶたを直接触りマッサージを行うのは、逆に皮膚に負担を与えてたるみを悪化させてしまう可能性があります。マッサージを行う場合は、まぶたに直接触れずに、頭皮マッサージやリンパマッサージなど、お顔の血流を促したり、筋肉の緊張を和らげる方法で行いましょう。
50代のまぶたのたるみを改善する美容医療
上まぶたのたるみの原因となる余分な皮膚を切除する手術にて、目元がスッキリとし、若々しい印象になります。たるみの影響でまぶたが重い印象の方、目が小さく見える方、二重のラインが変化してきた方に有効な施術です。傷跡が目立ちにくい二重のライン、もしくは眉毛のすぐ下を切開する方法があります。
眉下切開(眉下リフト)
眉下のラインを切開して、余分な皮膚を切除する施術です。上まぶたの厚みやたるみが改善し、スッキリとした印象のまぶたになります。眉下のラインで施術を行うため、傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムが比較的短いのが特徴的です。
まぶたの皮膚が厚めの方、二重ラインを調整する必要のない方、まぶたに傷跡を残したくない方、ダウンタイムを抑えたい方におすすめです。
上眼瞼たるみ取り(じょうがんけんたるみとり)
上眼瞼たるみ取りは、二重のライン上を切開して、余分な皮膚を切除する手術であり、まぶたの皮膚のシワやたるみを解消します。狭くなった二重ラインの調整や眼瞼下垂の改善にも有効です。まぶたの皮膚が薄めの方、二重をくっきりさせたい方におすすめです。
上眼瞼たるみ取り(じょうがんけんたるみとり)の施術詳細はこちらから
まとめ
50代のまぶたのたるみ対策についてご紹介しました。まぶたのたるみは、加齢や紫外線が要因となります。保湿やUVケアなどの適切なスキンケアは、たるみを予防するためにとても大切ですので、毎日継続していきましょう。
すでにたるみが目立っていてお悩みの方には、上まぶたのたるみを除去する治療がおすすめです。眉下や二重ラインを切開しますので、傷跡は目立ちにくいのが特徴的です。是非ご活用くださいね。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。
まぶたのたるみでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.50代でまぶたのたるみが気になりますが、改善する方法はありますか?
まぶたのたるみ対策として、クリームや美容液を使用した目元の保湿や、紫外線対策など適切なスキンケアが重要です。目元を温めるのも、肌の代謝を促し、眼精疲労をやわらげる効果があるためおすすめです。
Q.まぶたのたるみに対し、日常生活で気をつけるべきポイントはありますか?
まぶたのたるみ予防には、まぶたをこすったり引っ張ったりするのを避け、十分な睡眠をとるようにしましょう。また、目の酷使を避けて、パソコンやスマートフォン等の画面を長時間見る際は、定期的に休憩を取ることも大切です。
Q.まぶたのたるみに有効な治療法はありますか?
まぶたのたるみを改善する美容治療として、眉毛の下のラインを切開してたるみを取る「眉下切開(眉下リフト)」や、二重ラインを切開してたるみを取る「上眼瞼たるみ取り」がおすすめです。いずれも、まぶたのたるみが改善されて、スッキリとした若々しい印象の目元になります。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
※当クリニックのホームページは、厚生労働省より2018年6月に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。