二重整形のデメリットは?
この記事でわかること
- 1二重整形の術式ごとののデメリット・注意点
- 2向いている施術の選び方
目次
こんにちは!プライベートスキンクリニックです!
今回は、二重整形のデメリットについてのご紹介です。
可愛らしく華やかな印象の二重まぶた。一重か二重かによって、お顔の印象は大きく変わるため、二重整形を考えている方もいらっしゃると思います。
二重整形には、糸で留める「埋没法」と切開して二重を作る「切開法」の2種類の施術法があります。同じ二重整形でも、何を優先するかによって向き不向きがあり、それぞれ特徴が異なります。いずれの術式も、メリットだけではなくデメリットもありますので、どちらがご自身のご希望に合っているか、施術を受ける前にしっかり確認しておきましょう。
二重整形をご検討中の方、必見です!
二重整形「切開法」のデメリットとは?
二重切開法は、二重を作るライン上を切開し、必要に応じ脂肪や筋肉の処理を行って、縫い合わせる手術です。二重切開法の主なデメリットとして、ダウンタイムや二重完成までの期間の長さがあげられます。また、まぶたを切開しますので、修正は難しくなります。埋没法に比べると費用がかかり切開を伴うためハードルが高いと感じる方もいるでしょう。
修正が難しい
二重切開法は、施術後の修正が難しくなります。
切開して皮膚や脂肪を取り除きますので、完全に元に戻すことはできません。
二重の形が気に入らなった場合、再切開は可能ですが、以前の切開位置やまぶたの状態によって修正可能な範囲は限られる可能性があります。
半永久的な効果が得られる反面、修正は難しいと考えておきましょう。
ダウンタイムが長い
ダウンタイム中は、痛み、内出血、腫れが生じる可能性があります。
二重切開法のダウンタイムの目安は1~2週間程度です。ただし、小さく切った方が負担が少ないため、「部分切開」か「全切開」かの術式によってもダウンタイムの長さが変わります。
特に、抜糸までの1週間は、腫れや傷跡が目立つ状態となり、抜糸後徐々に症状が回復していきます。
・手術直後~3日目:痛み、熱感、強い腫れ、内出血
・1~2週間前後まで:腫れ、むくみ、内出血
・1~3週間まで:傷口の赤み
症状が落ち着くまで、約1か月かかります。
<h3>完成までの時間が長い
二重切開法の場合、二重が完成するまでに約2~3か月かかります。個人差があるため体質によっては半年程度かかるケースもあります。
最終的に、むくみがとれて、キレイな二重ラインに変化していきます。
傷跡ができる・残る
切開を伴う施術ですので、傷跡ができます。通常、傷跡が目立たないよう、二重のラインと重なるように切開します。術後は徐々に傷跡が薄くなっていきます。目立たなくなるまでに1~3か月かかります。
周囲にバレやすい
施術後に腫れがでるため、周囲にバレやすい施術と言えます。強い腫れがでる期間や傷跡が目立つうちは、お休みを取る等の対策が必要です。
また、目元の印象が大きく変わると、その分バレやすさが上がります。
費用が高い
埋没法に比べると、切開法は施術費用が高くなります。相場の比較では、埋没法の3~4倍程度の金額差があります。
妊娠中はできない
妊娠中、授乳中の二重整形は控えた方がいいでしょう。整形手術は全般的に妊娠中に受けるのは難しいと言えます。
当院でも、体への負担やお薬の影響のリスクから、妊娠中、授乳中の施術は行っておりません。
二重整形「埋没法」のデメリットとは?
二重埋没法は、まぶたの皮膚を糸で留めて二重を作る施術です。主なデメリットとしては、自由自在なデザインの二重形成は難しく、糸が取れて後戻りする可能性もあります。施術の持続期間が人によって大きく差があるため、より長持ちさせるためには糸の留め数を増やすのがおすすめです。
デザインに制限がある
埋没法は、糸の埋め込みによって二重のラインを作る施術であるため、デザインは万能ではありません。患者様のまぶたの皮膚の厚み、癖、状態等に適したデザインに限定される場合もあるため、必ずしも希望のラインが実現できるとは限りません。
ダウンタイムがある
埋没法のダウンタイムの目安は2~4日程度です。切開法に比べると断然短いですし、腫れも少ないのですが、ダウンタイムはゼロではありません。
・手術直後~2日目:痛み、熱感、腫れ
・1週間まで:腫れ、むくみが落ち着く
・1~2か月:完成
内出血が生じるのは稀ですが、出た場合は1~2週間で回復します。
糸が取れる・後戻りする
埋没法には半永久的な効果はありません。二重ラインをキープできる期間は、1~5年程度と幅があり、半年で糸が取れる方や、10年経っても二重を維持できている方もおり、人によって個人差が大きいのです。
一般的に、以下のような条件に当てはまる場合に、糸が緩んだり、取れやすい傾向があります。
・糸の留め数が少ない
・二重幅が広め
・まぶたを頻繁に触ったり、擦ったりする
・メイクの際よくまぶたを触る
・まぶたに厚みがある
・施術後に太りまぶたに脂肪がついた
・成長期の施術により、術後にまぶたの状態が変化した
・眼瞼下垂の方
糸は取れる前に前兆があります。二重幅が変わったり、線が増えて三重になったりと、二重ラインに変化が現れます。糸が取れた場合は、手術を受けたクリニックで診てもらいましょう。保証期間を設けているクリニックもあります。
(当院は5年間保証しており、その間のほつれ、ゆるみによるラインの崩れについて、無償にて再施術を行います。)
埋没法は回数制限がある
決まった回数制限はありませんが、埋没法の糸が取れたり緩む度に施術を繰り返しているとまぶたに負担がかかります。
留め直す度に糸が増えていくため、でこぼこしてきたり、二重のラインが綺麗に整えられなくなったり、万が一の細菌感染のリスクも上がりますので、無限に施術を重ねることはおすすめできません。
糸が取れやすい方は、何かしらの理由があります。留め数を増やしても取れる方は、切開法のご検討をおすすめします。
結んだ糸が目立つ
埋没法には、挙筋法と瞼板法の2種類の術式があります。挙筋法では糸の結び目がまぶたの表側にくるため、糸の埋め込みが浅いと、結んだ糸が目立つ可能性があります。二重が定着して瞼の状態が落ち着けば目立たなくなります。
妊娠中はできない
妊娠中、授乳中の二重整形は控えた方がいいでしょう。切開しない埋没法であっても同様です。
当院では、体への負担やお薬の影響のリスクから、妊娠中、授乳中の施術は行っておりません。
二重整形のメリット
目元の印象が華やかになるのは、二重整形の魅力ですし、最大のメリットと言えます。ご自身の目元にコンプレックスを感じている方であれば、施術によって前向きになれるケースもあると思います。メイク時間の短縮やまぶたのダメージの回避などのメリットも得られます。
目元の印象が明るくなる
二重になるとお顔の雰囲気が大きく変わります。
・華やかな印象
・優しい印象
・明るい印象
メイクの時短になる
二重まぶたを形成するためにアイプチや二重のりを使用している方は、二重整形にて日々のメイク時間が短縮できます。目元の印象が変わりますので、アイメイクの時短にも繋がります。
アイプチのダメージがなくなる
アイプチは、テープ式、被膜式、接着式など種類によってまぶたに二重のラインを作る方法が異なりますが、いずれのタイプも、毎日使用していると、まぶたの皮膚に負担がかかります。
接着成分の影響やオフする際のダメージによる肌の炎症が繰り返されると、まぶたのシワやたるみの原因となる可能性があります。二重整形によって日々のダメージの蓄積を避けられます。
特徴を比較!埋没法と切開法のどっちがおすすめ?
リーズナブルな価格や手軽さを優先したい方は「埋没法」、二重のデザインにこだわりたい方は「切開法」がおすすめです。
ただし、それぞれで特徴が異なるため、まぶたの状態によって向き不向きもあります。患者様が何を優先するかで、おすすめする術式が変わります。
初めての二重整形なら
初めて二重整形をするのであれば、「埋没法」がおすすめです。
理由は元に戻せるからです。
ご希望の二重幅にしたのに関わらず、やってみたら印象が違った…というケースもありますし、二重の状態に慣れる意味でも、初めての方は埋没法での施術の方が安心度が高いと言えます。
過去に埋没法を行っている方
既に何度か埋没法を行っている方や、糸が取れやすい方は、「切開法」がおすすめです。
デザインの自由度がほしい
埋没法は二重のデザインが限られてしまうため、埋没法でご希望の二重を作るのが難しい場合は、「切開法」がおすすめです。
埋没法で可能なデザインは、人によって異なります。まぶたや目元の状態で変わりますので、まずはカウンセリングにて確認してみましょう。
ダウンタイムは長くとれない
長期間のお休みが取れない方は、「埋没法」がおすすめです。腫れの強さと腫れが目立つ期間が短いためです。
周囲にバレたくないなら
バレにくいのは「埋没法」です。
二重整形がバレるのには、4つの理由があります。
・ダウンタイム中の症状が目立つ
・目の印象が変わる
・傷跡が残っている
・デザインが不自然
ダウンタイム中の症状については、やはり腫れが軽くダウンタイムが短い「埋没法」がバレにくいです。お休み期間の調整とメガネ等の工夫で乗り切れる可能性が高くなります。
目の印象については、変化が大きいほど、どちらの施術もバレるリスクは上がります。施術前からアイプチなどで二重を作っていればカモフラージュできるかもしれません。
傷跡は、「埋没法」の方がリスクは低いと言えます。切開法でも時間が経てば傷跡が薄くなっていきますが、傷跡の残りやすさは個人差があります。
どちらの術式でも、不自然なデザインになってしまった場合は、違和感がでるため、バレやすさはあがります。
予算の都合
手術費用をあまりかけたくない方は、「埋没法」がおすすめです。
そもそも施術費用が安価なクリニックもありますが、安かろう悪かろうではリスクがありますし、埋没法の場合は何点留めかによっても価格に差が出ますので、クリニックの評判等も含めてしっかり確認してから決めましょう。
傷跡が気になる
傷跡ができるリスクを避けたいのであれば、「埋没法」がおすすめです。切開法でも時間経過で傷跡は薄くなっていきます。
半永久的な効果がほしい・後戻りしたくない
後戻りが心配という方には、「切開法」がおすすめです。半永久的な効果が得られますので、糸が取れたり緩んだりする心配もなく過ごせます。
まとめ
二重整形のデメリットについてご紹介しました。術式によって特徴やデメリットが異なりますので、ご自身の希望に合っているかをしっかり確認してから決めてくださいね。自己判断は難しいと感じる方は、まずはカウンセリングにて相談してみましょう。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりにぴったり合った施術プランをご提案いたします。
二重整形をご検討中の方は、当院へお気軽にご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
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よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
Q.埋没法は何年持ちますか?
1~5年程度が目安となりますが、半年で糸が取れる方、10年経っても取れない方もいます。まぶたの厚みや、何点留めにするかでも持続期間に差がでます。
Q.二重整形はなぜバレるのですか?
ダウンタイム中は目元に腫れがでるのでバレやすい状態となります。また、目の印象が大きく変化した場合や傷跡が残ってしまうとバレる可能性が上がります。
Q.二重埋没は人生で何回までできますか?
回数ははっきり決まっておらず、医師によっても見解が異なりますが、通常2~3回程度が目安となります。留め直す度にまぶたに糸が溜まり、負担がかかります。まぶたの違和感を感じるような状態となる可能性があるため、何度も繰り返し施術を受けるのは、おすすめできません。
Q.切開法と埋没法ではどっちが痛いですか?
施術中は麻酔を使用しますので、いずれの方法でも、痛みはほぼ感じません。施術後は、糸で二重を作る「埋没法」よりも、皮膚を切開して二重を作る「切開法」の方が、より痛みが出やすく、痛みが生じる期間も長くなる傾向があります。切開法の場合、術式の違い(部分切開か、全切開)によっても、ダウンタイムに差が生じます。
麻酔が切れると痛みが出始めますので、痛み止めを服用し、症状が治まるまでは、血行がよくなる行動を控えていただきます。
Q.二重切開と埋没法のメリット・デメリットは何ですか?
二重埋没法のメリットは、ダウンタイムが短く、留めた糸を抜いてやり直しが可能です。費用は切開法に比べ安めです。デメリットは、糸が緩んだり取れたりする可能性があり、デザインにも制限があります。特に瞼に厚みやたるみがある方は、後戻りしやすい傾向があります。
二重切開法のメリットは、希望のデザインの二重を作りやすく、半永久的に効果が持続します。デメリットは、やり直しが難しく、ダウンタイムが長いことです。費用は高めとなります。
美容外科 美容皮膚科 プライベートスキンクリニック 梅田院
〒530-0002 大阪府
大阪市北区曽根崎新地1-3-16
京富ビル2階
この施術ページの監修医師
優聖会理事長安形省吾
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。
所属
- 平成14年
- 大阪医科大学医学部医学科:入学
- 平成22年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
- 平成23年
- 守口敬任会病院:入職
- 平成25年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成27年
- 大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
- 平成28年
- 東住吉森本病院:入職
- 平成30年
- プライベートスキンクリニック:入職
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- 一般社団法人日本創傷外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
学会発表
第67回 日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
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※当クリニックの施術メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。